”くふうして計算しましょう”の学習(8月30日)
今日は市内教職員の研修会のため土曜日課4時間と短い1日でしたが、子どもたちはしっかり学習しています。1枚目の写真は3年生算数より。3つの数のかけ算は、計算の順番を変えても積が変わらないという学習と、それを利用して”工夫して計算をしよう”という学習です。

75×5×2=75×10 のように順番を変えて計算するのが”工夫”で、ひっ算の必要がないくらいになります。
結合、分配、交換などの「法則」を学習するのはもっと後ですが、計算のきまりを活用すれば計算が簡単になり、間違う可能性も減ります。授業では、九九でできる計算を先に済ませれば、大きな計算は1度で済むということを学習していました。
2枚目は4年生のドリルから。

”くふうして”に、教師からの指示でマーカーを入れています。
事前にわり算の性質(わられる数、わる数の両方に同じ数をかけても、同じ数でわっても、商は変わらない)は学習済みです。この性質を使います。
④の方は、かけても、わってもできますが、かけると180÷30などになり、それを18÷3に直すという二段階になるので、わる方が計算が少ないです。
”くふう”で目指すのは、暗算で(九九くらいの計算で)できるような計算にすることです。子どもたちはスムーズに問題を解いていました。