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第44回卒業証書授与式

第44回卒業証書授与式を挙行し、37名の卒業生が本校を巣立ちました。
卒業生と、保護者、職員、生徒会役員で行い、来場人数を限定させていただくなど、制限の中ではありましたが、心のこもった、そして胸が熱くなる感動的な卒業式となりました。

みなさまのご理解とご協力に感謝申し上げます。
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北広島市立緑陽中学校 令和4年度卒業式 式辞

 記録的な大雪に見舞われ、大きな雪山が残る北広島市ですが、少し路面も見え始め春の兆しを感じられるこのよき日に本校第44回卒業証書授与式を挙行できますことを心より感謝申し上げます。

 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。卒業証書を受け取ったみなさんの顔は、中学校3年間、小学校入学から合わせて9年間の義務教育の学びを得て、立派に成長した自信と誇りが満ちあふれています。
 
 みなさんは、1年生の3学期から、新型コロナウイルス感染症の流行により、我慢の強いられる生活を余儀なくされました。感染の広がり方により、授業や部活動が制限されたり、行事が中止になったり、延期されたりと振り回されることが多かったと思います。そんな中でもみなさんは、状況をしっかりと認識し、本校の最高学年としての自覚を持ち、1,2年生のお手本として節度ある行動で学校生活を送ってくれました。
 特に生徒会活動では、自分たちの生活を自分たちの力で豊かにするという気概をもって、活動に当たりました。生徒玄関前の廊下に置かれたメッセージボードには、常に全校生徒を鼓舞する言葉や支える言葉を使ったあたたかな文章が綴られていました。事務局だけでなく、各委員会でも、そして3年生の学級からも学校全体を盛り上げていこうとするパワーを感じていました。
 1ヶ月延期になった緑陽祭では、学業との両立に苦慮しながらも、与えられた短い時間の中で最高のパフォーマンスを目指し、合唱をはじめとする各部門で素晴らしい発表をしました。昨年度とは違う取組であってもそれに対応し、新しい伝統を創り、そのバトンを後輩につないでくれました。
 
 なかなか勢いの衰えない新型コロナウイルスは、みなさんの貴重な学校生活を翻弄し、様々な障壁を生み出しました。しかし、みなさんはそれに負けることなく、仲間との絆を結び、学びを継続させました。  壁を乗り越えるために、新しい方策を考え、それを仲間に伝え合い、実現させていく力を身につけることができたことを誇りに思ってください。壁を一つずつ越えて、着実に前に歩を進める中で、大きく成長し、どんな困難であっても打ち勝つ方法があり、知恵と勇気で乗り越えられることを学びました。このことこそが新たな生活に挑むための大きな財産です。

 さて、世界情勢は混沌としており、社会は急速に変化しています。予想がつかない時代を生きていくみなさんに二つのことをお話しします。
 一つ目は、とにかく「考える」ということです。これは「悩む」こととは違います。まだ起きていないことを想像して落ちこんだり、悲観したりすることが悩むということで、自分のことで堂々巡りすることであって、その行き着く先は行き止まりです。「考える」とは、自分一人のことから適度な距離をとり、
視野を広く持ち、課題を解決するための思考に切り替えるということです。そのために必要となるのが選択する力と決意です。自分で考えて、選び、自分で決める。そして、それを行動に移すことで未来へと人生は動き出します。時代や人の意見に流されることなく、自分の道を自分で切り拓く決意を持ってください。

二つ目は、学活でもお話ししましたが、多様な価値観を認め、寛容になるということです。自分の知らないことを拒絶せず、広い心で生きるとことの大切さを理解してほしいと思います。私たちは、それぞれに違いがあります。これからの社会は、それぞれの違いを尊重し、力を合わせて新しいものを生み出す力が求められていきます。多様な考えを受け止め、自分の考えを発信し、共に働くことが重要です。小さな世界にとどまらず、客観的な視点をもって、明るい未来へ邁進してください。

 保護者のみなさま、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。中学校の三年間は悩みも多く、多感な時期で心配の種は尽きなかったことと思います。けれども、子どもたちは様々な困難を乗り越え、立派に成長しました。これまでの三年間、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。今後は、地域や社会の中で、さらに成長していく子どもたちを見守り支えてくださいますよう、お願い申し上げます。

 卒業生のみなさん、母校である緑陽中学校で過ごしたかけがえのない日々を心の糧にして、自信を持って未来へと羽ばたいてください。
 みなさんの前途に幸多かれと祈り、式辞といたします・

令和4年3月12日
北広島市立緑陽中学校 
校長 藤村哲子




 
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