小中一貫教育、学校課題研究発表会終わる
小中一貫教育、学校課題研究発表会 10月30日に開催!
石狩管内教育研究会(石教研)と北広島市教育研究会(広教研)の指定を受けた「学校課題研究発表会」が10月30日(金)、西の里小・西の里中合同で行われました。これまでの石教研の歴史の中で、小中合同という形の研究発表会は初めてで、しかも小中一貫教育をテーマにしたことも初めてでした。
北広島市で小中一貫教育が始まって3年目という「緒についたばかりの取り組み」ですが、西の里小・西の里中の教職員が議論を重ね、苦労しながらつくってきた「西の里中学校区の小中一貫教育」を発信できたものと思います。
本中学校区の小中一貫教育の取り組みとしては、校内研究の主題(テーマ)を統一し、「わかる はなす みにつく」授業づくりに取り組んできたほか、学習規律や学習環境をそろえてつながりのあるものにしたり、家庭学習の手引きを発展させ小中の発達段階にあったものにしたりしました。中学校から小学校6年生への乗り入れ授業を年に数回行い、中学校の授業の仕方を体験したりもしました。また、これまでの部活動体験や児童会・生徒会役員交流会、入学説明会も工夫を重ねてきました。
10月30日当日は、まず午後の初めに小中で授業を公開しました。小学校では算数の授業を各学年1クラスずつとひまわり学級で、中学校は2年生の理科、3年生の数学を1クラスずつとポプラ学級の数学で観ていただきました。また、西の里小6年1組の児童が本校にバス移動して英語(外国語)の授業を受けました。
管内・市内からの参加者もコロナ対策で人数を大幅に制限し、各授業には6~8人程度の参観者だけとしました。
本校の授業では、どの学級もいつも通り一生懸命な生徒の姿があり、その時間の課題に真剣に楽しく取り組んでいました。参加された他校・他市町村の先生方からは「西の里の生徒は聞く姿勢が実に立派ですね。」「先生の話を聞くときと問題に取り組む(実験に取り組む)ときのメリハリがいいですね。」などのお褒めの言葉をいただきました。西の里中の生徒のよさを認めてもらい、大変うれしい限りです。
小中一貫教育はこれからも続きます。義務教育9年間を見通した指導や計画づくり、授業づくりをさらに充実させていこうと思います。
西の里小6年1組の英語の授業 ポプラ学級の授業
3年B組、数学の授業 2年A組、理科の授業