小中一貫教育、教師たちの取り組み(その4)
第4回合同研修会(11.19)の前に、中学校区研修交流会がありました
広教研 中学校区研修交流会(R1.11.5)
11月5日(火)は、北広島市全小中学校の教職員が中学校区ごとに集まり、授業参観をして、その後研究協議をする日になっておりました。西の里中学校区の3校(陽香
分校を含む)は、隔年で会場を西の里小学校・西の里中学校と交代して実施していま
す。今年度は西の里小学校が会場でした。
午後1時(5校時)からの授業を全学級、算数で公開し、参観者はどの学級の授業も
見られるという形で授業参観がありました。小学生たちは一生懸命手を挙げたり、隣ど
うしで相談し合ったりと、意欲的に授業に取り組んでおりました。机の上に出す筆記用
具を全校で決めたり、黒板周りに余計な掲示物を貼らないなどの学習規律・学習環境の
約束ごとを徹底しようという小学校の先生方の思いが伝わってきました。
授業後は、主に「生徒指導交流」として、グループに分かれて児童生徒の生活のよう
すの交流や、小学校でのスマホアンケートや中学校の生活アンケートの結果交流を行い
ました。



グループでの交流
第4回合同研修会(R1.11.19)
11月19日(火)は、西の里小学校で学校教育指導(指導主事訪問)があり、石狩教育局と市教委の指導主事が西の里小学校の研究内容や実践について指導助言を行う日
でした。午前中、指導主事が小学校全学級の授業を参観しました。中学校(本校)は午
前授業を行い、全教職員が西の里小学校の特設授業(5校時)を参観し、その後、授業
の研究協議と、小中一貫の合同研修会を合わせて行いました。
西の里小学校の研究は、やはり「わかる はなす みにつく」授業づくりですが、教
科を算数にしぼって取り組んでおり、この日は2年生と5年生の各1学級ずつが特設の
授業を実施しました。次年度の研究発表会のこともあって、石教研や広教研の指導員や
役員の先生方も参観に来ていました。
授業後の話し合いでは、「わかる はなす みにつく」授業であったか、子どもたち
のようす・動きはどうだったか、授業の改善点はどこかなど、低学年と高学年の2グ
ループに分かれて協議が行われました。
そして、全員が一堂に会し、研究協議の内容を交流し、その後合同研修会を行いまし
た。合同研修会は全体会のみで、研究発表会の開催要項案(その3)の提示、乗り入れ
授業に関する確認、堺市で行われた小中一貫教育全国サミットの視察報告等がされまし
た。


2年生算数の特設授業 5年生算数の特設授業


授業についての話し合い(高学年) 授業についての話し合い(低学年)