校章

北海道立向陽学院が、札幌市南の沢に設置されていた当時、生徒に学院章の図案についてアンケートを実施すると、当時、学院舎の向かい側に広がっていたラベンダー畑に咲く花を
選んだ。それは、入所していた生徒たちの心の中に、夏季の「援農」や冬季の「スキー場」としてのさまざまな思い出の1ページを飾っていた花であったと思われる。その生徒の思いを、「向」の文字をベースに「前向き」や「太陽を見る」などの意味をもたせ、札幌市在住のデザイナー山下国男氏が作成し、昭和44年9月29日の開院記念日に制定したものである…。
陽香分校では、長年愛され続けてきたこの向陽学院の院章を、校章として、ともに守り続けていこうと考え校章とした。