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8月29日(木)に令和6年度子ども大使派遣団帰市報告会を実施しました

姉妹都市子ども大使交流事業は、昭和61年から相互派遣交流を実施し、北広島市と東広島市の児童生徒の代表が、”子ども大使”として互いの市を訪問・交流することで、お互いのまちや文化を理解するとともに友好関係を深めています。これらの経験を学習成果として還流することで、ふるさと意識を高め、地域社会の一員としての自覚を持つことを期待するものです。

今年度は令和6年(2024年)8月5日(月)から9日(金)までの5日間、本市の児童生徒14名と引率者4名が、東広島市及び広島市を訪問しました。なお、行程については当初、8月8日(木)までの4日間を予定していましたが、航空機の欠航によって1日延泊となりました。

派遣を目前にした壮行会では、私から、「平和」、「交流」、「故郷」、「仲間」の4つのキーワードを話し、実りのある交流となるよう、激励とともにお見送りをしたところです。

帰市報告会では大使たちから「平和記念資料館で実際の遺品や資料を見学して、戦争の悲惨さを深く痛感した。自分が広島で感じたことを周囲の人に伝えていきたい。」「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式の子ども代表の『願うだけでは、平和は訪れません。色鮮やかな日常を守り平和をつくっていくのは私たちです』という言葉に胸を打たれた」、「姉妹校交流では、異なる地域の学校生活の違いを学ぶ良い機会となった。」などの報告を受け、学びのある成果や実りのある交流の様子が伝わってきました。
派遣を通して感じたことを自分の言葉で熱意を持って伝える姿から、壮行会の時より一回りも二回りも成長した姿を見ることができました。
平和記念公園見学の様子
また、8月21日(水)から23日(金)までの3日間、東広島市の児童生徒15名と引率者4名が本市を来訪されました。

交流校訪問では、大使としての大任を果たすとともに、今年度より再開した歓迎夕食会では、北広島市子ども大使との再会を喜ぶ姿が見られました。エコミュージアムセンター知新の駅やFビレッジ等の市内施設や民族共生空間ウポポイを見学することで、北広島市及び北海道の歴史や文化を学んでいただきました。

今回の経験を通して北広島市と東広島市の大使の皆さんが、両市の歴史や文化を学び、姉妹都市としての友好をより一層深めたことを大変嬉しく思います。また、学校、そして市の代表として、成長した北広島市の大使の皆さんがふるさと北広島を愛し、平和を発信する第一人者として、今後ますます活躍されることを願っています。

おわりに、本事業の実施にあたりまして、訪問団の派遣・受入にご尽力・ご協力をいただきました東広島市教育委員会、公益財団法人広島観光コンベンションビューロー並びに各小中学校及び北広島市教育研究会交流事業委員会をはじめとした多くの皆さまに、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
東広島市子ども大使訪問団による上野市長への表敬訪問

お問い合わせ先

教育部 教育総務課
電話:011-372-3311(代表)
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