小中一貫教育全国サミット全体会を開催しました
掲載日:2021年11月15日
令和3年(2021年)11月12日(金)、芸術文化ホールにおきまして、第16回小中一貫教育全国サミットin北広島全体会を開催し、大会長としてご挨拶と共同宣言をさせていただきました。北広島市では、次世代を担う全ての子どもたちが、夢や希望をもって未来を切り拓いていくために必要な資質・能力を育むことをめざして、学校・家庭・地域が一体となって「子どもたちの連続した学び」を支える体制を構築し、義務教育9年間を修了するに相応しい「生きる力」を育成することをねらい、平成30年度に市内のすべての中学校区で小中一貫教育をスタートし、様々な実践を積み重ねてきたところであります。
こうした北広島市の実践の成果を報告させていただくとともに、全国の先進的で創意工夫あふれる多様な実践を交流することで、それぞれの地域のよさや特性に応じた小中一貫教育の具体の取組の一層の進化を図ることをめざして「小中一貫教育全国サミット」を北広島市で開催することといたしました。
開催に際しては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、皆様にお集まりいただいての開催を取り止め、デジタル開催(WEBを活用した事前録画等によるオンライン配信)とすることとしていたところでありますが、その後の感染状況を踏まえ、全体会については、ライブ配信に加え、市民の方を対象に有観客で開催いたしました。
当日は、会場、オンライン参加合わせてリアルタイムで400名以上の方にご観覧いただきました。オープニングイベントにおきましては、西の里中学校・小学校の生徒会・児童会による司会と本市の紹介、大曲中学校の空手演武及び緑陽中学校・緑ヶ丘小学校のコンテンポラリーダンスを披露したところであり、児童生徒のしっかりとした発表に、日ごろの授業の成果や指導のたまものであると深く感銘を受けたところであります。
また、基調講演では、北海道教育大学釧路校教授であり、北海道教育大学附属釧路義務教育学校の校長であります内山隆氏から、本市をはじめとして全国で取り組んでいる小中一貫教育が、国が提唱する「令和の日本型学校教育」を一歩先んじて実践しているものであるとの評価をいただき、改めて本市の取組の意義を実感したところであります。
同日から、授業公開や分科会の動画配信も開始されたところであり、申し込みをされた全国約1,100名の皆様方に早速ご覧いただいているところであります。
今後とも、小中一貫教育をはじめとしたさまざまな教育施策により、子どもたちが大志を懐き、「生きる力」を育めるよう推進してまいりたいと考えているところであります。地域・保護者の皆様におかれましては、引き続きご理解とご支援をお願い申し上げます。



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