大曲小学校の算数の授業を大曲中学校区の先生が参観しました。
掲載日:2019年7月5日
令和元年(2019年)7月5日(金)3校時、大曲小学校4年3組の算数の授業を大曲中学校と大曲東小学校の先生が参観しました。大曲中学校区では、小中一貫教育の取り組みのひとつとして、各専門部会における「交流授業」を行っており、この日は「算数・数学部会」の交流でした。
教室に入って子どもたちの様子を見ていると、全ての子どもたちが3校時の始まる前に机の上に教科書、ノート、筆記用具を用意しており、チャイムと同時にすぐに授業に入ることができていました。また、子どもたちのノートの書き方が統一されていて見やすく、低学年のうちからしっかりノート指導や学習規律に取り組んできている様子が伺えました。
本時の学習課題は、「3けた÷2けたの計算の仕方を考えよう!」でしたが、授業の学習過程において、課題の提示、見とおし、まとめまで明確に示されており、子どもたちがこの時間で何を学ぶか、なにができるようになればよいかを自分たちで確認できる授業展開でした。
指導方法の工夫では、割り算を文章問題にし、実際に折り紙を用意して、何人に何枚分けられるか具体物を使用して行われており、ていねいな指導が行われていました。
特に、一つの問題を班ごとに解答まで導く交流では、全ての子どもが、解き方について発言するとともに、互いに教え合うなど、活発な言語活動により理解が深まる取り組みだと感じました。
中学校の先生が、小学校の授業を参観することで、小学校で行われてきた学習規律や学習過程を理解した中で子どもたちを迎えることができる貴重な授業参観になったとともに、大曲東小学校の先生が参観したことで、同じ大曲中学校に進学する子どもを育てる小学校として、小小連携につながる貴重な参観になったものと思いました。
【班交流の様子】
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