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平成30年度子ども大使交流事業団帰市報告会を実施しました。

平成30年(2018年)8月28日(火)平成30年度子ども大使交流事業団帰市報告会を実施しました。

姉妹都市子ども大使交流事業は、北広島市と東広島市の児童・生徒の代表が、“子ども大使”として互いの市を訪問し、日頃の学習成果の交流をとおして、ふるさと意識を高め、地域社会の一員としての自覚を持つことを期待するもので、昭和61年から相互派遣交流を実施しています。

今年度は平成30年(2018年)8月5日(日)から8日(水)の4日間、本市の小中学生14名と引率者4名が、東広島市、広島市を訪問しました。
派遣に当たり、私は子ども大使に「平和」「ふるさと」「交流」「災害」のキーワードを話し、実りある交流をお願いしたところです。

帰市報告会で、子ども大使は、「平和記念式典の参列、広島平和記念資料館、原爆ドームの見学をして、戦争のない“平和”な世界をつくっていかなければならない」、「広島の地を訪問し、歴史や文化等を学ぶことで、“ふるさと”に対する意識が高まった。」、「平成30年7月豪雨災害の被害状況を目の当たりにし、“災害”を実感した。こうした中で、受入れて頂き“交流”することができ、感謝の気持ちでいっぱい」「今回体験したことを、学校にみんなに伝えていきたい」など、それぞれ感じたことや決意を自分の言葉で話していました。堂々と挨拶する姿からは、壮行会の時よりも一回りも二回りも成長したことを感じました。

子ども大使派遣集合写真

8月22日(水)から24日(金)まで3日間の日程で、東広島市の小中学生16名と引率者4名が本市に来訪されました。

滞在中、交流校訪問では、大使としての大任を果たすとともに、北広島市子ども大使との再会を喜ぶ姿が見られました。また、旧島松駅逓所や平和の灯公園などの市内の施設や北海道博物館において北海道150年記念の特別展等を見学して北広島市や北海道の歴史や文化を学んだほか、ジンギスカンやじゃがバターなど、北海道の味覚にも触れていただきました。

今回の経験を通して大使の皆さんが、感謝の気持ちを持ちながら東広島市との友好をより一層深めたこと、そして平和を発信する第一人者として、また、ふるさと北広島を愛し、学校のリーダーとして成長したことは、大変嬉しく思います。今後ますます活躍されることを願っています。

おわりに、本事業の実施にあたりまして、訪問団の派遣・受入れにご尽力・ご協力をいただきました多くの皆様に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。特に、平成30年7月豪雨で被災された中、私たちの訪問を快く受け入れて頂いた東広島市教育委員会をはじめとする関係の皆様には心よりお礼を申し上げますとともに、被災された方々に対するお見舞いと、一日も早い復興をご祈念いたします。

子ども大使受け入れ集合写真
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