島松川上小学校跡
掲載日:2018年5月5日
島松川上小学校は、現在の島松小学校(恵庭市)の前身である島松尋常小学校の特別教授所として、大正2年に設置されたのがはじまりです。これにより、島松尋常小学校まで距離が遠く通学が困難であった島松川上地区の児童も、学校に通うことができるようになりました。
昭和12年には校舎を改築し、島松川上尋常小学校と名を改めています。
そして昭和30年、自衛隊島松演習場の関係で校舎を移築した場所が、現在の島松沢会館付近です。
同校は昭和36年、転出者の増加に伴う児童数の減少などにより廃校となり、その後は校門や門柱がその面影を残していましたが、近年それも撤去され、現在は地域住民の記憶に残るのみとなっています。
参考:『恵庭市史』(昭和54年7月)

平成30年の島松川上小学校跡地の様子

撤去以前の門柱の写真(昭和期)
アクセス
所在地:北広島市三島61-4付近、島松沢会館付近
お問い合わせ先
教育部 エコミュージアムセンター電話:011-373-0188