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北広島生まれの親子マンモスが北海道博物館に展示されました

本年4月下旬から6月下旬まで、広報等で公募した児童生徒による週末毎の制作と、市内の小・中学校をリレーしながらの制作を並行して進め、7月5日までに親子マンモスの実物大標本が仕上がりました。

この作業には、学校リレー制作で児童生徒約730人が、週末毎の制作で児童生徒33人と作業リーダーとして道都大学美術学部生8人が、参加されました。

7月6日には親マンモス(全長約5m)をトレーラーに乗せ、関係した各校を巡回するように市内を走り、平岡のイオンでも御披露目をしたうえで、北海道博物館まで移動しました。マンモスの巡回がちょうど下校時刻などにあたったことから、大勢の児童生徒が待ち構えていた学校もあり、自分たちが部分的に制作したものが集まって見事に完成したマンモスとその大きさに、興奮を隠し切れない様子でした。

7月8日(金)には、マンモスが展示される「北海道博物館・第2回特別展・ジオパークへ行こう!」の開会式・テープカット・内覧会などが開催され、上野市長は来賓として、私は共催側の関係者として、職員とともに出席してまいりました。

開会式に続いて展示会場前で行われたテープカットには、マンモス作りに関わった児童生徒を代表して本市の中学生二人も参列し、石森館長と並んで大役を務めることができました。

大勢の児童生徒たちと道都大生が関わった、今回の北広島マンモス大復活プロジェクトは、一人ひとりの小さな作業によって巨大なマンモスを完成させたことや、自分たちが作ったマンモスが北広島市内を巡回するという驚きの風景など、子どもたちに鮮烈な記憶を残したことと思います。

また、私としましても、このプロジェクトを通してエコミュージアムセンターの博物館的な役割と学校教育との新しい出会いがあったのではないかという思いを抱いているところです。

実際に制作に関わった子どもたち、あるいは、目の前を通り過ぎる巨大なマンモスに目を見張った子どもたちの中から、北広島市の古代へのロマンを懐き、新たな化石を発見したり古生物を研究したりする人が現れれば、うれしいですね。

親子マンモスは、北海道博物館の入口正面エントランスに9月25日(日)まで展示されます。ぜひお出かけいただき、北広島の子どもたちや道都大生たちの手による大きな作品をご覧ください。

マンモスの実物大標本の写真

マンモスの実物大標本の写真2

マンモスの実物大標本の写真3

テープカットの様子

製作者のみなさんのパネルの写真
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