R7.4.28　部活動結成集会で伝えたこと

　　部活動の加入は強制ではありません。ここには自分の意志で入部を決めた人が集まっているということになります。日々の生活は忙しくなりますが、入部したことで、学びを深める機会がたくさんあります。皆さんには競技や活動を通して体得できる喜怒哀楽から、たくましくしなやかに生きる力を高めてくれることを期待しています。これから、広葉中学校の部活動に関わる皆さんには、次の２つを理解して活動の充実につなげてほしいと思います。
　　１つめは、部活動は特別なことではなく、日常生活の一部だということです。日常生活がしっかりとしなければ競技や活動の奥深さや楽しさを追求することはできません。また、部活動が忙しいから家庭学習ができないという発想も、競技や活動の奥深さや楽しさを追求するどころか、自分の価値を下げることになります。部活動と学習の両立の実現に、限られた時間を有効に活用することも学んでください。
　　２つめは、部活動は多くの方の支えがあって成り立っている活動だということです。顧問の先生やお家の方の理解や協力、仲間や先輩、後輩、そして他校のライバルがいるから、高みを目指して活動できるのです。高みを目指してチャレンジする姿が、活動を支えてくれる方への恩返しになることを心に刻み、全力で取り組んでください。
　　結びに、中学校での部活動の終わりは近い、遠いに関係なく、必ず来ます。振り返ったときに「あのときこうしておけばよかった」という後悔だけは絶対にしないよう、たくましさに磨きをかけて活動してくれることを願い、結成集会でのお話を終わります。