6.12 大会風景から
先日、エスコンフィールドに行き、ファイターズ戦を観戦しました。これまで新型コロナの影響で、無観客の試合が行われたり、声援なしの試合が行われてきましたが、今年から以前のような応援歌や大声援の下で試合が展開されるようになりました。
個人的には、静寂の中で、「カーン!」とバットの芯でボールをとらえた音や、「パンッ!」とグローブでキャッチした時の乾いた音が球場内に鳴り響く野球観戦も好きでしたが、選手のみならず観客も一体となって熱く試合にのめりこめるのも「いいなぁ」と感じました。
先週末に行われた市内中体連の各種目でも、基本的な感染防止対策は継続しつつも、試合には制限はなくなり、熱気に包まれる中、熱戦が繰り広げられました。コロナ禍の3年間は、様々な制約がある中でしたので、3年生もはじめて声援に包まれる中での中体連参加となりました。
昨年、今年と本校は卓球の当番校でした。「カコン、カコン」とボールがはじかれる音が響いていた昨年から、熱い声援で湧き上がる会場内となり、対戦している選手のみならず、応援している人たちもより一体感を感じる体育館へと雰囲気も一転しました。
管内大会への出場権を逃すと中学校での部活を終えてしまう大会本番。この日のために、日頃から練習に打ち込んできた成果をすべて発揮すべく、必死に勝負に挑む姿はとても輝いていました。さらに、その姿に全力で声援を送る姿にも心がゆすぶられました。
中体連っていいですね。
どうでもいい余談ですが、高校野球をテレビで見て、一番感動するポイントは、優勝を勝ち取って歓喜に沸く選手ではなく、夢破れて敗戦が決まり悔し涙を流す選手でもなく、スタンドで顔を真っ赤にして応援している姿に涙腺が刺激されます。(勝手な想像ですが、たぶん野球をあまり知らないであろう生徒が全力で声を出している姿に弱い)