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3.18 R4年度高校入試傾向

 卒業式を終えた3年生は、国立・公立・私立等、高等学校の入試結果も出そろいそれぞれの進路先を決定して、15の春に笑顔しました。進路確定届を提出し、入学関係書類を受け取って、学年部の先生達から今後の激励を受けています。卒業式の写真をもらったり、キャリアパスポート(夢ノート)を高校へ引き継いで、入学準備も慌ただしい春です。

 さて、3年生がチャレンジしたR4年度入試。公立高校の問題傾向について、先生方から聴き取りながら、様々な塾の分析や新聞報道等も参考に記載します。

〇60点から100点満点で、問題文量も増え、50分でやり切るには難しさも・・。
〇いわゆる「思考力・判断力・表現力」を問う問題の分量も多くなっている。本年度3年生は、国語の読解力・表現力に優れていいるので、まだ、解けているけれど、短い時間でも読み解く、根拠をはっきりさせたり、必要な情報を整理して、自分の考えを一定の文字数で論述する力が必要(他教科にも影響)
〇英語の問題傾向にも大きな変化。国語同様、読み取り・聞き取り、自分の考えなども、適切に表現する力が必要。
〇数学は、(1)が(2)の解答に影響したり、問題文から読み取れる必要な情報量を整理して、思考力・判断力・表現力を生かして解答する力が必要。一問一答的な問題は少なくなってきた。
以下、少し詳細に・・
 

公立高校入試問題の傾向と「どんな力」をつけるべきなのか・・


【国語】
〇大問4題、小問数27題。出題内容が大きく変更。
〇例年出題されている説明的文章が今年度は出題されなかった。
〇小問1題あたりの長文記述問題の指定字数が増。しかも、与えられた情報を整理し、それ 
 を表現するという問題も出題。
〇大問二の文学的文章は、文章量が大幅に増。素早い読解が不可欠。
⇒情景と対応する人物の心情が読みとれているかを試す問題
⇒特に問七の記述問題は、情景描写が伏線となっていて、そこから人物の決意を読みとり、  
 表現する問題。
〇大問三、古典の問題にも、基本的な出題のほか、本文をまとめた表に対応する内容を読み 
 とる問題と、本文内容をもとに自分の考えを記述する作文問題が出題。
〇大問四は話し合いの場面からの出題。
⇒話し合いから小見出し的なものを書く問題
⇒要望に対する回答を作成する問題
 ★長文記述問題4題⇒字数はそれぞれ、60字程度・80字程度・150字程度
⇒従来通りの文章内容にそった記述
⇒話し合いの内容をまとめる問題や文章内容を評価し、その理由を含めて自らの考えを表現
 する問題が出題。このように、一層、「分析力や表現力」が求められる傾向が続くと思わ
 れる。
★今後の学習方法では、一般的な文章だけでなく、さまざまな情報を整理しまとめる力と、情報を評価し、それを表現できるようする力を身に着ける必要がある。
 
【社会】
〇100点満点になり、配点や出題傾向などに変更があったものの、出題形式は昨年同様の大
 問4題(小問集合・地理・歴史・公民各1題)。3分野の配点は地理33点、歴史33点、公民
 34点とバランスよく出題されている。
★大問4の、「直接請求権に関する、有権者の何分の1か」の問題等、授業の中で、実際に
 北広島市の有権者数の1/50を計算したが、資料の読み取り、活用や、単なる知識の暗記で 
 はない、真の理解が今後の学習で必要となってくる。
★問われていることを的確にとらえ、資料を読み取り、正確に表現する力が必要とされる。
 普段から覚えることと合わせて、背景や知識のつながりなども意識した勉強が必要とな
 る。最後に、北方領土についての問題は必出なので、地理的な視点だけでなく、歴史的な
 視点での知識も重要となる。
【数学】
〇大問5題。小問数はやや増加し21問に。(100点満点になったため問題数増)
〇基本的な問題から、思考力・判断力・表現力を問う問題まで幅広く出題。
★記述問題が総得点の3割を占め、問題文に登場する人物の「考え・予想」などから
 「仮説・検証」を行う力が求められる(新しい傾向)
★「問題内容の把握力・記述問題の対応力」等も必要で、「解決の糸口」発見に苦労する問 
 題も・・。
★50m走の記録を取り上げ、「日常生活で数学を利用する意義」を試す内容の問題もあっ
 た。

【理科】
〇今年度より1科目60点から100点満点に変更。
〇例年通り大問5題の出題。物理・化学・生物・地学の各領域の配点は25点。大問1で各領域
 からの小問を出題することで幅広い知識が問われる。
★生物分野、光合成についての出題に見られるように、「気孔の開閉が明るさによって変化
 することも知識として必要」となっているため、教科書内容を深く理解することが重要。
★化学領域、電気分解とイオンについて出題にみられるように、「イオン数のグラフ」や 
 「実験の文・図表」から、実験の内容や起こっている化学現象を読み解く力が試された。
 授業で扱う代表的な実験結果に基づく出題傾向もあり、日頃の実験の重要性、実験のまと 
 めと考察等、大切にする必要がある。
★物理領域、電流回路に関する出題に見られるように、回路の性質について深い理解が必要
 な出題で、正答を導くためには具体的な数値を用いた計算を行うなど実際に手を動かして
 考えることがポイントとなった。
★地学領域、冬の天気の特徴に関する出題に見られるように、良く問われる出題だが、天気
 に関する正確かつ細かな記述が要求されている。また、湿度や水蒸気量、水滴を求める計
 算等、日常的に「計算練習」を繰り返し行うような学習が必要。

【英語】
〇新入試により、配点は大幅に変更。リスニングの配点は35点。昨年まで英文を読む回数が
 全て2回のところ、今回は1回のみの問題も。また、記号問題以外の問題も出題されてい
 る。
〇大問2では昨年同様に英語の基本的な知識を理解しているか、そしてそれらの知識を実際
 のコミュニケーションにおいて活用できるかを問う問題。
〇大問3では英文を読んで必要な情報や概要、要点をとらえる力が試された。また、自分の
 考えや気持ちを適切に表現する能力がないと解答できない問題も。
★大問4は日常的な話題について事実や自分の考えを英語で書く問題。
⇒(2)のyour kind actionsについての物語を自分で考えて書く新傾向の問題。平易な英文
 で構わないので、「自分の考えや行動を英文で書く・表現する力」を身につける必要があ
 る。
★全体的に基本知識を中心に英語を「聞くこと」、「読むこと」、「書くこと」に関する3
 つの技能がバランスよく出題。また、情報を整理しながら自分の考えを形成し、自由に表
 現する問題が出題されている。

【2学年の閉鎖に伴う、授業のオンライン双方向配信・・多くのスタッフで取り組み・・】
  
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