2.2 受検期に・・
受検期に・・
2月に入りました。1月は「行く」2月は「逃げる」3月は「去る」と言われるように「歳月は人を待ちません」。
そんな中、各学年の生活と学習の集大成、3学年の進路実現期である2月に、第6波の衝撃的な感染は、特に3年生に大きな不安を与えています。もし、陽性者となったり、家族に陽性者が出た場合であっても、国立・道立・私立の対処方法の違いはありますが、追受験日の設定や連絡手順等、救済策が用意されていますので、それぞれ自己選択している受検校で、「なぜ、この学校を選んだのか」「将来を見据え、高校で、何をどう頑張りたいのか」等を明確にして、チャレンジする強い気持ちを忘れないでください。
今の3年生はコミュニケーション豊かに、前向きな生活を送りながら、確かな学力も身につけ、よく『伸び』てきた仲間です。「優しくて、素直である」がゆえに弱気になったらだめですよ・・。
『自分を、自分の力を信じて、前向きにチャレンジする』ことが、大切なのです。「合格したから結果出た」とか、「不合格だったから結果出なかった」・・等ということがないのが受検です。特に1.3とか1.5とかの高倍率の学校は、「1点差の中に何十人もいる」という現象の中で合否が判定されますから、合格も並大抵ではありません。
多くの受験生は、「落ちたとしても、あるいは合格したという実績を持って私立高校も第1希望という覚悟」で受検してきます。(ある意味開き直って・・)がちがちになって、一つの失敗が尾を引いて、極度の緊張から訳も分からず試験に臨むのか、「開き直って、自分を信じて、平常心でチャレンジする」のか・・。どちらが日頃の力を発揮できるか明解であるような気がします。「家族も学校も仲間も、みんなあなたを支え応援しています。自己実現の15の春、がんばれ!!!」
第6派の急速な感染拡大と(小中)学校の様子
幼稚園や・保育園といった園児、小学生、中高生の急速な感染拡大が、止まりません。小さな子どもがいる家庭では、園に行くことができなくなっている乳幼児の養育・看護等で、働きにも行けない・・という現象も出てきています。医療関係のエッセンシャルワーカーの働き手不足や福祉関連施設での集団感染も再び増えてきていますから、「自分と自分の大切な人の命を守り、その上で、社会生活を維持していくには・・」という難しい課題を突き付けられています・・
北広島市では、市のホームページに市内の小中学校の「陽性者発生状況」や「学級閉鎖」の情報について公開し、注意喚起と感染拡大防止に関する情報提供を行っています。本校もいつ閉鎖になってもおかしくない状況です。市内の状況についてご確認下さい。
■小学校
児童感染者数 累計51名
教職員感染者数 累計1名
学級閉鎖数 累計8校28学級(現在5校8学級)
■中学校
生徒感染者数 累計35名
教職員感染者数 累計0名
学級閉鎖数 累計4校16学級(現在4校6学級)
【石狩管内における市町村別陽性者数(累計)1月31日17:00 道のホームページより】
■江別市 382 ■千歳市 508 ■恵庭市 483 ■北広島市140
■石狩市 120 ■当別町 72 ■新篠津村 17
学力や学習を支える基盤づくり
中学校では、新型コロナ関連で、出席できない生徒宅にChromebookで授業の様子や板書を配信する等、工夫して、「学びを止めない」努力を継続していますが、万が一陽性者が出て、学級閉鎖等といった措置になったとしても、様々な学習ツールを使った学びを継続し、協働的な学びを進めていきましょう。1,2年生の国語科授業では、教科書を読んだり、ノートに書いたり、googleフォームの設問に答えたり、グループ討議したり・・・『学力や学習を支える基盤づくりを進めること』をもう一度見直して、令和4年につなげましょうと話し合っています。どの教科においても、目的や状況・相手に応じて「聞く」「話す」、目的や条件に応じて「書く」、必要な情報を「読む」こと、それに生活・学習環境の改善は、学習を支える基盤なのです。







