1.29 土曜授業 1月「学校だより」より
地域・保護者に小中学生の学習の様子を見ていただき、学校での学びや生活の理解、地域人材や環境資源等の活用を促進する「地域に開かれた学校」の手立てとして、全市一斉に企画された今年度の土曜授業です。令和2.3年度とも、なかなか保護者や地域の方々に学校に来ていただく行事ができないことを本当に残念に思っています。
一斉教授型の授業(ももちろん必要なのですが)は、少なくなり、子ども達が、目標をもって学び取っていく、多くの他者と協働しながら・・といった様々な工夫を教科指導の先生たちは日々工夫しています。コロナ関連等の欠席生徒には、家庭にタブレットを持ち帰り、クラスルームのgooglemeetから、授業の様子、時には長い黒板を2台のタブレットで・・等と工夫しながらオンラインで学習を進めています。
友人が黒板画面がよく見えるように調整したり、プリントを写真で取り、クラスルームにアップロードすることで、家でもプリントを見れるようにしてあげる等、生徒たちの活用能力、友達のために協力する姿勢に驚かされます。
北広島市立広葉中学校長 金 森 直 人
令和4年がスタートしました。今年の干支、「壬寅」(みずのえとら)は、厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる年といわれ、希望を抱いてスタートさせた2022年。
1月後半に入り、オミクロン株の急速な拡大により、1月27日より、北海道全域にも「まん延防止等重点措置」が適用となりました。比較的重症化しにくいとされながらも、感染力の飛躍的な高さと、子どもへの感染や家庭内感染が増加、保健所機能や医療・福祉現場のひっ迫等、先が見えない状況となっています。
3学期がスタートし、本市でも、家族に陽性者がでたり、幼児や小中高生の陽性者と臨時休業措置(学級や学年の閉鎖)が、後を絶ちません。26日付で、北広島市教育委員会より「臨時休業の措置」に関わる大きな変更をお知らせしました。ご家庭においては、「自分と自分の大切な人の命を守る」という観点から、家庭内での感染対策を再確認し、家族の健康状態を確実に把握しながら、これまで通り「うつらない、うつさない」行動の徹底と、慎重で・注意深い判断をよろしくお願いいたします。(表現は悪いですが)「疑わしきは登校・出勤せず・・」というご家庭の判断が、自助・共助、そしてまん延防止につながります。
「協働」が難しいコロナ禍にも『共に学び、共に高め合う』姿が、子ども達の『生きる力』の育成につながった今年度。
1,【徳】思いやりを持ち、「えがお」で協力し合う ・・・ことが
2,【知】意欲的に学び、主体的に考え、「表現」する ・・・豊かで、確かな力を培い
3,【体】大志をいだき、たくましく「チャレンジ」する・・・人を育てる
という重点目標が達成できたのか、3月のみなさんの姿で答えが出ます。
長期にわたる「感染拡大」は、社会や教育現場の閉塞感や不安となり、限りない可能性を持った子ども達の「えがお・表現・チャレンジ」には難敵です。感染拡大防止の話ばかりになってしまいますが、「健康観察等で学校に登校できない生徒」「コロナ感染に不安をいだいている保護者」等とのコミュニケーションが今一番大切だと考えています。教職員には、「担任任せにせず、学年体制の中で、チーム広葉として・・」と対応をお願いしています。多忙な先生達もコロナ不安の中、前向きに頑張っていますので、校長・教頭を含め、ご相談に応じて参ります。協働して苦しい局面を乗り切りましょう。AIやロボットに取って代わることができないのが、教育相談活動や豊かなコミュニケーションです。先行きの不安や悩みも尽きない毎日ですが、「厳しい冬を越えて、春の芽吹きに・・」つなげましょう。
【スキー授業】
【冬休み作品展】