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12.20 2学期終了にあたって

2学期終了にあたって


 収束するかに見えた新型コロナウイルスもオミクロン株の出現により、世界的にみるとまた再び脅威と警戒が続いています。日本においても、早くも六十数件の感染が報告され、その感染力の高さから、今後の感染状況を注視する必要があります。学校においても、「合唱や校歌を2年間もまとには歌っていない」、「給食時間くらいグループで楽しく食べさせてやりたい」との思いも、この状況下で、思い切った変更ができないもどかしさもあります。
 そんな中で、2021年を振り返り、新たな目標を立て、変革とチャレンジの2022年を前向きな気持ちで迎えられるよう、ご家庭でもご配慮ください。この1年のご支援、ご協力に感謝申し上げます。
 

「学校だより」巻頭言より

 

「持続可能な社会の担い手として・・」       校長 金森 直人

 先日、3年生4名と今後の面接練習について打ち合わせる中で、次のような話題になりました。ここ数年、「あなたにとって学ぶってなんですか?」とか「10年後の職業の半分はAIにとって代わられると言われます。society5.0の時代、どんな職業に就きますか?」といった、「答え(正解)のないような問いにどう応えていくか」が問われるという趣旨の話をしました。
 

私たちマニュアル世代は、あるパターン化された問いに答えていくような学習で、英語ですら基本をマスターして型にはめるばかり、日常会話を高めない限りコミュニケーション手段としては「使えない英語」といった感があります。(自分が悪いのですが・・)現代は、英語の文法や表現方法が分かっているだけでなく、自分なりの考えや意見を「どう英語で表現し伝えるか」が問われます。「マニュアル型からクリエーティブ型の学びに変わってきている」と私は解釈しています。


 社会の在り方が劇的に変わるSociety5.0の時代、新型コロナの感染拡大、未曾有の自然災害や地球温暖化の危機等々、「先行き不透明な予測困難な時代」です。「国家百年の大計」といい、「教育」の効果が出るのは、子どもが大人になっていく20年とか、何世代後の50年100年と長期的視点で考えるものだという格言ですが、社会の変化の速度を考えているとそうもいっていられません。『一人一人の子ども達が、自分のよさや可能性を認識し、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら、社会変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手を育成する』が、令和時代の日本型教育です。一人一台のタブレットを活用した学習指導の個別化や興味関心等に応じた学習の個性化が進む一方、「多様な人々と協働する」ことで培う「協働的な学び」はより重視されます。


 吹奏楽部のクリスマスコンサートが、小中学生や保護者、地域の方々を集めて、実に楽しく、華やかに、開催されました。1,2年生の限られた期間での演奏技術向上やバンドとしてのひとつの音楽を追求する一体感の高まりはもちろん、装飾等にそのセンスを発揮して協働してくれた美術部、演奏を楽しみに来てくれた、卒業生、先輩、小学生や地域の人たち・・様々な人たちの関わり合いと尽力があって、一つのクリエーティブなステージができあがることを感じさせてくれました。
 

2021年を振り返り、皆さんの「良さや可能性」を認識したら、多様な人たちと協働して新たな目標、新たなステージに思いをはせる新年としてください。音楽もスポーツも勉強もまずは、目標設定です。

コロナ禍、この一年の保護者・地域の皆様の学校へのご理解・ご協力に対し、心より感謝申し上げますとともに、来たるべき新しい年が、明るく希望に満ちた年となるように願い、2学期終了にあたっての言葉といたします。


   
  

 

終業式 「未来を生きる子ども達に学校だよりの内容を次のように伝えました」


 
 
 
 


 
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