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6.8 キャリア教育の原点

 先日、高等支援学校の職業科に進み、高2となった卒業生のお母さんから次のような内容を聞かせてもらいました。「高3になったら卒業後、就職するような企業での現場実習なので、高2で、進路先を固めなければいけない。空港関係の企業への就職を希望しているけれど、コロナ禍で採用枠も激減している・・。」「2年生の職場実習の季節だけど、コロナもあって、受け入れが・・」というような内容でした。「将来、社会に出て働き、自立した生活を送る、自己の興味関心や特性に応じた職業につき、社会的、文化的にも生き甲斐をもって豊かな生活を送る」という意味で、働き、生活を営むことを学ぶキャリア教育は、学生には欠かすことができない教育です。
 
 「職業についてのみ学ぶ」ように捉えがちですが、
1,自他を理解し他者との好ましい関係をつくる人間関係形成力
(コミュニケーション能力)
2,職業を理解し、様々な情報を収集し、必要な情報を活用する情報活用能力
3,役割を理解し、計画を立て、課題解決を図る将来設計能力
4,仕事や自分の将来設計について、理解し、選択し、生き方をデザインしていく
意志決定能力(キャリアプランニング能力)

そうした将来の自立のための基礎的・汎用的能力を身につけるキャリア教育の重要性は近年、一層重視されています。そうした土台となる学習を小・中・高と積み上げていくことがキャリア教育(北広島市のキャリア教育を大志学と呼んでいます)の原点です。あいさつや礼儀正しい態度・ONの姿勢・時間を守る・服装を整える・フォーサイトノート等でのスケジュール管理や計画・実行・評価・改善(PDCA)・ねばり強い努力や丁寧で根気強い作業・・・全てが、自己の自立とキャリアデザインにつながっています。

 4組ファームの農園作業も、畑興し、土つくり、苗上、雑草取り、水やり・・・作業工程の確認や報告、作物を表示する札(ふだ)づくりの木工作業や装飾、記録写真の撮影や記録化、これからは、収穫や商品化や販売や会計業務等々、キャリア学習は、どんどん広がります。これも「為すことによって学ぶ」学生時代にしかできない社会に直結する学びです。ネット社会(ネットとリアルの問題)、AIの台頭やIT、IoT、コロナ禍、やり方、体験の仕方を工夫しながら、大志学の充実に取り組んでいきます。
  
 
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