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5.27 表現し伝える力

 小学校の運動会・中学校の体育的行事をコロナ禍で、安全に配慮しながらどう当初のねらいを達成していくか、「何をどうやったらできるのか」先生たちも実施時期や実施内容について、検討を重ねています。広葉中学校の校内陸上競技大会は、残念ながら保護者観覧は控えていただき、学年ごとに2日日程で、日常体育の成果となる個人種目の測定・記録会を行いながら、運動会的な種目は見合わせ、学級対抗の全員リレー(広葉リレー)で学級・学年の団結力と一体感、えがおの協働の姿勢を培おうという判断をさせていただきました。

 昨年1年間、陸上のハイシーズンに休校となり、砂場は見えなく、草ぼうぼうの幅跳びピットを何とか使えるかたちにしようと体育科で、人力整備しました。ある3年生は、「自分たちで草取りでも何でもしますから走幅跳びがしたい」と担任に漏らしていたようです。グラウンドの端で作業をしていると、「〇〇先生、整備してくれてありがとうございます」とえがおで声をかけてくれる生徒。(雪かきの時にも、ありがとうごうざいますという声をかけてもらいいつもうれしい気持ちになります)、「自分たちが1年生の時は、陸上種目を思いっきりやり、長縄やリレーでクラス一体となってめっちゃ楽しかった」と、ハンドボール投げの競技の授業中、実施方法を工夫してローテーションで手伝ってくれた3年生はそう伝えてくれました。根が強い草刈りにも、「こういう作業が得意で楽しい。いつまでもやってられますよ・・」「工夫して1年生の時のような陸大がしたい・・」と黙々と作業に打ち込んでいました。

 人の行動や言葉の陰にある「思いや考え」を感じ取ったり、その行動や言葉に対して、「自分が感じ、いだいた思い」を伝えていく力、コミュニケーション力を高めることが不可欠な時代だと改めて感じさせられました。IT、IoTの時代、個やネット社会が日々急速な進展を続ける世の中だからこそ、現代には不足しがちな「伝える力」「コミュニケーション能力」の育成は欠かすことができません。生徒たちが、かけてくれる「おはようごうざいます」「ありがとうございます」「笑顔」・・周囲の人の心を優しい気持ちにし、がんばる意欲をかき立ててくれる・・あいさつやえがおあふれる(学校)生活が、意欲的学びや前向きな生活の基盤となり、ひいては、困難にあってもたくましくチャレンジする強さを伸ばしてくれると、何気ない出来事から感じさせられました。
  
  
  

 
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