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3.24 修了式・離任式

修了式


 昨年度のコロナ禍での臨時休業から、なんとか新学期を迎えられたと思ったのもつかの間、また、1ヶ月半にもわたる休業。
 多くの行事が中止や内容変更となり、コロナ感染防止に振り回された1年となってしまいましたが、時が経つのは早いもので、本日、修了式を迎えることができました。

 


 1年を振り返って・・・    
 生徒代表の言葉

  1年生代表 山田 愛音

 この一年間、私たちの学校生活は、コロナの収束の見通しが見えず慌ただしく終わった一年でした。ですがそんな中、私たち1年生は明るく前向きに、2年生へと向けて成長を目指した充実した3学期にできたと思います。まずは「忘れ物」をなくすことです。1・2学期あまり減らなかった忘れ物ですが、一人一人が気をつけようという全体の意識の高さを持ち前学期より大分減りました。

 次に私語です。授業中のちょっとした時間に関係ない話や笑い声が多く見受けられたときもありましたが、最近はメリハリをしっかりつけ、授業中にはしっかり話を聞き、話すのは休み時間と、けじめをつけていけたように成長が多々見受けられた3学期にもなりました。

 私達は次年度から2年生へと進級し、クラスと担任の先生が変わり、新しく後輩ができます。そんな新しさがあふれる中、やはり緊張が強かった1年生と比べ、気を緩ませすぎたりしてしまう事があるかもしれません。ですが、新鮮さを多く感じ取り、1年生で学んだことをしっかり吸収しつつ、2年生を歩めるように「仲間」と一緒にまた新しい確かな道を作っていきたいと思います。まだまだ課題は多くありますが、先輩・先生方に助けられながら、自立した芯のある心を持ち、2年生へのスタートを切りたいです。

  2年生代表 本多 澄香

 二年生の今が、いちばん充実して楽しいのだと母は言っていましたが、今年は、夏の一大イベント、「陸上競技大会」、各部活動の大会などが中止となり、友達の顔さえもマスクで隠れてしまいました。

 プライベートは市外へおでかけすることもなく、学校活動も大幅に縮小されてしまい、いつもと気持ちは沈みましたが、日常生活においての周りや自分の行動をよく観察することができました。

 この一年の中でかなり印象に残ったのは、各々が先輩としての自覚を持ち始めたことです。

 最初は、クラスの中で後輩との交流に焦りや不安がありましたが、現在それらは残っているものの、先輩として後輩たちへの思いやりのこもった相談や交流が生まれ、前から2年生に根付いたその心遣いをうまく発揮していけたのが、先を走る、大きな先輩への第一歩になれたのが、よかったと思います。

 そうして先輩の背中を見ていく立場から、私たちが背中を見せる立場へ変わり、私たちを見る目はガラリと変わりました。

 それにより見えてきた長所はありますが、改善しなくてはいけない短所も出てきました。

 現在本当に直さなければいけないと思ったのは、曖昧な規律の守り方です。

 1年生の頃に習得したはずの授業の時の礼儀やマナーが、休校明けから崩れたままで、だらしないことが当たり前になってきています。

 時間を有効活用でいるようにするフォーサイトノートも、まだ活用できないことが多いです。

 宿泊学習では、時間の使い方が問題になりました。

 しかし、活動が少ない今年でも、私たちは大きく変化しました。

 甘い箇所はありますが、問題を読み解く際に、多くの視点から物事をとらえることができるようになりました。

 このような成長は、私たちの大人へ向かう大切な一歩だと考えます。次の一歩を踏み出すために、今、これからのために自分ができることを考え行動し、結果がどんなものになろうとそれをかみ砕いて自分の物にすることで、私たちの先輩のように大人になっていけると思います。

 来年は、みんなの模範となる3年生になります。私が1年生のときの3年生は何事も全力で、どんなことも自分の経験に生かす姿を私に見せていました。今もその姿は憧れです。

 ですが、今の私たちは全く3年生にはふさわしくないのが現状です。

 基本を見直し、3年生としてこれから先輩になる後輩たちに恥じなく背中を見せられるよう、多彩な視点と思いやりを持ち続け、歩み進むためにさまざまなことに挑戦していきたいと思います。


  生徒会代表 矢野 拳梧
 今年度を振り返ると、新型コロナウィルスの影響で、例年できていたことができない、といったことが多い1年だったと思います。そんな中でも、やれることが何かを考え、工夫し、行動してきました。このことは、みなさんにとって大きな経験値となったと思います。そして、この経験値がさらなる成長へ繋げてくれると思います。

 今年度の年間テーマは「From me」でした。このテーマのとおり、「自分から積極的に」を意識して生活することができたでしょうか。返事や反応・挙手、挨拶などができたかどうか、自分を振り返ってみてください。広葉中生徒会全体を振り返ってみたときに、僕はまだ少し足りない部分もあったのではないかと思います。きっとまだまだ、自分から意識して行動する場面があったように感じます。今後もそれぞれ課題意識を持って、「自分から」進んで動けるように努力していきましょう。

 明日から春休みがやってきます。そして、新学期を迎えて、1年生には新しく後輩ができます。2年生は最高学年となります。新しい学年のスタートは、慣れない部分もあると思いますが、先輩学年として新1年生のお手本となれるよう、精いっぱい頑張っていきましょう。これで終わります。

離任式

 春はお別れの季節です。
  広葉中学校を去られる先生方、職員の皆様のご活躍を祈念しております。

 

  星先生
 私が在籍した2年間、多くの生徒及び保護者の皆様、更には地域の方々とのご縁をつながせていただきました。この場をお借りして皆様に心より感謝申し上げるとともに、ご多幸をお祈りしています。

  石川先生
 早いもので広葉中学校に来てから6年の月日が経ちました。振り返るとたくさんの楽しいことやみんなの素敵な笑顔など、たくさん思い出されます。みんなで協力して広葉中の素晴らしい伝統をみんなで築きあげてください。皆さんの活躍を楽しみにしています。

  武部先生
 北広島市での初めての勤務でしたが、落ち着いた生徒と共に楽しく過ごすことができた2年間でした。整った学習環境に驚かされましたが、何事にも積極的に取り組む生徒の様子を見ることができたことを嬉しく思います。お世話になりました。

  木村さん
 校舎の遥か上を北に移動していく渡り鳥の群れを見かける度に、春の訪れを感じる今日この頃です。本校に赴任して4年、生徒を始め、保護者や校区内の皆様には助けていただきました。広葉中でお世話になった経験を心に抱き、退職します。広葉中学校生は、卒業後も北広島市内のみならず道内外で活躍されている方々が多くおられ、これも地域の方々の薫陶をうけてのことと存じます。皆様の益々のご発展、ご活躍をお祈り申し上げます。皆様、ありがとうございました。

  髙橋さん
 生徒の皆さんと廊下ですれ違う時の「おはようございます。」「こんにちは。」という爽やかなあいさつが、とても印象的でした。広葉中学校の素晴らしい伝統なのだろうなあと思っていました。ありがとうございました。

  砂田さん
 8月末より1、2年生の英語の授業で先生方のお手伝いをさせていただきました。コロナ禍でも広葉中の生徒達は明るく元気で私が毎日力をもらっていました。短い間でしたがお世話になり、ありがとうございました。

  中澤さん
 北広島市のコロナ対策の一環として、九ヶ月間学習支援員を務めさせていただきました。コロナの収束はまだ先が見えていませんが、この1年でわかってきたことをもとに、お子さんたちが学校で力強く学んでいくことを願っています。短い間でしたが、ありがとうございました。

  阿部さん
 数か月の短い時間でしたが、大変お世話になりました。またのご縁を期待しつつ、皆様のご健康と、これからのご活躍を心よりお祈り申し上げ、退任の挨拶といたします。

  大越さん
 久しぶりの復職となり、不慣れなところから始めましたが、皆さまに助けていただき、楽しく仕事をすることができました。本当にお世話になりました。今後の皆さまの益々のご活躍をお祈りしています。





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