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3.3 感性を豊かに働かせながら、志を持って学ぶ

感性を豊かに働かせながら、志を持って学ぶ(3月学校だよりから)

            広葉中学校長 金森 直人
 

2月は逃げる」「3月は去る」、令和2年度も三月を残すのみとなりました。コロナ禍にあっても、今できることにチャレンジする表現力豊かな子どもたちの姿に、先生たちも、多くの感動と勇気をもらった一年でした。もちろん、保護者のみなさんも不安な中、同じ気持ちで、この一年を過ごされたのではないでしょうか。2回目のPTA役員会が開催でき、「ちょうど一年前ですね、学校が休校になって・・卒業式も・・」といった会話をしました。「それぞれの道へ、旅立つ3先生の勇姿を保護者、在校生、地域の方々にも見てらいたい、校歌や合唱を高らかに歌い上げる卒業式にしたい」、そんな想いが高まる一方ですが、感染拡大防止策を徹底する中での、できる限りの卒業セレモニーにしたいと考えています。

IoT(Internet of Things)、ロボット、人工知能(AI)、Society 5.0の時代が到来し、ICTの効果的活用とGIGA SCHOOL構想が急速に動き始めました。中教審の打ち出す「令和の日本型学校教育」では、「個別最適な学び」と「協働的な学び」がバランスよく影響し合いながら「主体的・対話的で、深い学びの実現」を・・と述べられています。個々の特性や学習進度、興味・関心などに応じた「個別最適な学び」を強調しながらも、それが「孤立した学び」に陥らないように、多様な他者と「協働」し他者を尊重する「協働的な学び」が重要で、異なる考えから学ぶことが大切だと今後の教育のめざすべき方向が示されています。

  

  コロナ禍であっても、工夫ある小中一貫教育の実践が、「あんな中学生になりたい」とか「今時の小学生すごい」といった感情を交えながら、「共に学び、共に高め合い」、互いの成長と学びにつながった1年でした。今後一人一台のタブレットやデジタル教科書等、ツールとしてのICT活用はますます進展しますが、協働の学びによって、
 

    え が お:思いやりを持ちえがおで協力し合う

    表  現 :意欲的に学び、主体的に考え、表現しよう

    チャレンジ:大志をいだき、たくましくチャレンジしよう
 

という双葉小・広葉中のスタンダード(目指すゴール)は、未知なる、困難な状況にも、夢や目標を持ち、たくましく人生を切り拓く人を育てるものと確信しています。

卒業される3年生にとっては最後の「学校だより」です。どんなに時代が変化し、AIが進化しても、たとえ感染症拡大の危機が暗くのしかかっても、「感性を豊かに働かせながら、志を持って学ぶ」こと、「新たな人生や未来の社会を切り拓くこと」は、人間にしかできません。夢を持ち、大きな志を抱いて努力する心や周囲に感謝する心を失わず、個性豊かに飛躍されることを期待しています。卒業おめでとう。

    
  

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