2.6 ミニバスとの交流試合
北広島ミニバス少年団との交流試合を行いました。ミニバスの少年団もコロナ禍、練習や練習試合、大会等に例年にはない大きな制限や細心の感染防止対策という試練を経験しながらの活動となっています。本校では、小中一貫もあって異学年や異年齢での活動の交流、協働での学びがお互いにとって確かな学びや成長につながるとこのような活動や取組を大切にしています。私たちもプロ選手や年上のスポーツ選手に憧れ、「あんな選手になりたい、あんなプレーがしたい」と、自分たちの練習のモチベーションにもなってきた経験は誰しもあるもの。中学生顔負けのプレーをする選手もいれば、大きな可能性を持ちながらまだまだ競技を始めたばかりのビギナーもいます。「体力的にも精神的にも、いつどんな開花をするかわからない、可能性の塊」の少年スポーツの選手達に、ねばり強く、基礎から積み上げ、その選手の良さを引き出していく少年スポーツの指導者や保護者の方々、コロナ禍でのそうした日常の活動に敬意をはらいながら、交流戦を見させてもらいました。
広葉中の選手達も慣れないボールの大きさに苦戦しながら、真摯に対戦に向き合う姿に、人としての成長を感じます。私自身も、二十数年バスケットボール指導にたずさわり、全道を勝ち上がって全国大会に出場できたのはたったの1回。やはり、数人のミニバス経験者が経験者も中学から始めた選手も含めて、チームを支えてくれました。
強い選手が校区を越えて集まり、勝てるチームをつくって全道・全国で活躍するのが当たり前のスポーツ界になってきていますが、賞賛されるべきは、「夢を持ち、可能性を信じながら、地域の仲間と共に切磋琢磨し、技術と心を磨いていく」、そうした少年期、ジュニア期の選手達、そして、「一からその競技が大好きになるために練習や心の持ちよう、考え方を地道に教えていく指導者なのではないか」、そんなことを考えながら、少年団員のチャレンジに胸が熱くなりました。札幌地区のブロックの大会、全市大会等、これまでの成果を思いっきり発揮できる機会が確保され、躍動する姿に大いに期待しています。