ここから本文です。

現在のページ

12.9 子どもたちのもつ「教育力」

教育力 

 学校や家庭、地域の「教育力」についてよく語られる。私は、子ども自身の持つ、「教育力」にも良く感心させられる。管理的に子どもたちに「指導」を強めても落ちないのに、子ども同士の共感から同じ歩調でがんばれたり、同世代の隣人から教え語られたことが「すとん」と心の中に落ちたり・・といった感覚を幾度となく目にし、経験的に実感している子ども(人間)の持つ教育力だ。
 幼児教育の世界では、「人は誰でも、素晴らしい人生をおくれるように、自分自身で成長する力を持っていて、上手な子育ては、子ども自身が持つ、自分自身で成長しようとする力を引き出してあげること」とされている。そのためには、子どもをガチガチに管理して育てる必要はなく、子どもの状態を見極めるゆとりも大切と・・。子ども一人ひとり、育つ成長のスピードは大きな差があり、「みんな違ってみんないい」ということなのでしょう。


 1年生の家庭学習強調週間、学習委員が呼びかけたのでしょう。9日(水)の朝の教室には、きれいにトレーに分類された家庭学習がどっさり。生徒達の自治的な活動が、思った以上に学校生活・家庭生活をより豊かで、目標を持ったものへと変化させる力を持っています。
  
 中学校3年生が、「少数の概念」を小3に説明するために「愉快な動画」を作成し、小3の算数の時間にビデオが流れました。1.5倍、12.3秒・・。授業で、中学生の楽しい動画をきっかけに「少数」の学習を深めた児童達は、中学生にお礼のメッセージと「少数の学習でわかったこと」の動画を送ってくれました。学び合いが連続している、教え合いが相互にいい効果を与えると感心します。ここでも、key word は子どもの持つ教育力。
  
  
  
 中学生が保体委員会で作成した「ONの姿勢」の動画ビデオ。小学校に送られたビデオを見て、中学校にお礼のメッセージが寄せ書きとなって送られました。「ONの姿勢をつくれば、疲れにくいし、勉強に集中できます」などと、一方的に説明しても落ちない内容が、「中学生の登場するビデオを見る」という、楽しさ、興味関心が高まった状態で「ONの姿勢」について学ぶことで、より実感として、やってみよう、心がけようにつながるのではないでしょうか。学校は楽校、楽しく学ぶことが、子どもの発達や成長、確かな学びを伸ばします。子どもたちの自ら持つ、教育力に感心し、その力を借り、引き出しながら、コロナ禍であっても、「楽校」でありたいと願っています。双葉小学校の皆さん、いつも、感動と心温まる「えがお」をありがとう。
 

  • 前のページに戻る
  • ページの先頭へ戻る