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11.5 小中合同地域ゴミ拾いボランティア

 双葉小の6年生と、本校の1年生が、校区内のゴミ拾いボランティアを行いました。
 中学校の生徒会事務局とSV委員会が、道具の準備や始めの集会の進行を行い、A班からH班全部で8班に分かれて、北進町や栄町、南町や青葉町まで広い校区ですが、歩いて行き、空きき缶や、傘が壊れたものなど多くのゴミを、小学生と一緒に、一生懸命拾っていました。
 終わりの集会では、勝呂さんが、「今日はボランティアでのゴミ拾いでしたが、普段から街にゴミが落ちていたら、拾うことができたらいいですね」と素晴らしい話をしてくれました。
 自分たちの住む街を自分たちの手で美しくしていこうとする気持ち、本当に大切ですね。









ちょっといい話・・・ まず、動き出だすことが大切です

   東京ディズニーランドを知っていますよね。
   そのディズニーランドの近くに谷津干潟という湿地があります。
   元々広い湿地だったのですが、周りがどんどん埋め立てられて、今では周りに建物がたくさん建ち、四角い沼のようになっています。
 
   今から30年ほど前、谷津干潟はゴミであふれていました。
   森田三郎さんは、自分が幼いころ遊んだ谷津干潟にゴミが捨てられて汚されているのを新聞で知りました。くさくてたまらないので埋め立てられる予定だということも知りました。
   子どもの頃遊んだ干潟がそのような状態になっているのを我慢することができずに、一人でゴミ拾いを始めました。

   広さはなんと、800m×500mで、広葉中の校庭の40倍です。
   ゴミといっても空き缶や紙くずだけでなく、タイヤや自転車、冷蔵庫までありました。工事で出た産業廃棄物や建物を壊したときに出る建築廃材も捨てられていました。

   あなたは、目の前にこのようなゴミがあったら、拾おうという気になりますか。みんなが捨てているからとか、もうこんなにゴミだらけだから、という気持ちでゴミを捨てる方にな
るのではないですか。

   森田さんも始めはゴミを拾うのではなく、谷津干潟を残そうと活動していた自然保護団体のメンバーになって、役所にお願いに行ったり、デモ行進をしたり、野鳥の観察会に参加していたのだそうです。でも満足がいかなかったそうです。

   なぜだか分かりますか。
   干潟のゴミがなくならないからです。子供の頃に遊んだきれいな干潟に戻らないからです。
    森田さんは思い出に残るきれいな干潟を思い浮かべながらゴミを拾い始めました。きれいな干潟にしたいのなら、ゴミを拾うしかありません。目の前のゴミをなくしたいと願うのなら、ゴミを拾うという行為をするのが直接的で、はっきりとしています。でもやっぱり人に見られるのは嫌だったそうです。

   森田さんがゴミを拾っているときに、ゴミを捨てに来る人もいました。そんなとき森田さんは、ゴミを拾うのを止めて双眼鏡で鳥を見たり、写真を撮っているふりをしました。その森田さんの隣で、堂々とゴミを捨ててる人もいたのです。

   ゴミを拾う森田さんと、ゴミを捨てる人。
   どちらが正しいことをしているのですか。
   汚い干潟になれてしまった人たちは、ゴミを捨てるのが当たり前で、ゴミを拾う森田さんは 変な人に見えたのです。なんと森田さんは、干潟の周りに住む住民から、集めて袋に詰めたゴミを、夜のうちに干潟に投げ捨てられたりという嫌がらせや、悪口、妨害もされたのです。

   森田さんはたった一人で毎日毎日ゴミを拾い続けました。早朝と夕方、交通事故で骨折してしまい、4ヵ月の入院が必要になったときも、足にギブスをつけたまま、ゴミ拾いを続けたのだそうです。

   5年たって、やっと協力者が一人、二人と集まり始めました。森田さんがゴミを拾い始めてから14年目、谷津干潟は全国45番目の国設鳥獣保護区に指定されました。

   日本には「思い立ったが吉日」ということわざがあります。あることをやろうと思ったら、日を選ばずに、すぐにやるのがいいという意味です。また、やろうと思い立って、今日やり出す人は明日もやる、でも、明日からやろうと考える人は明日にならないとやらないと言います。

   夢を持つ大切さが言われますが、第一歩を踏み出さなければ、何もしなければ、いつまでたっても夢は夢です。

   何もしない日がたとえ100日あっても、ゼロ×100=ゼロです。しかし、何か行動を起こせば、それがどんなに小さくても続けてさえいれば。1×100=100になるのです。

   バスケットが上手になりたいのなら、体を動かし汗をかいて、部活をするしかない。数学ができるようになりたいのなら、紙に計算を書いて数学をするしかない。
テストでいい点数を取りたければ、勉強するしかない。

   始めの一歩・・・・。今日にしますか? 明日にしますか?
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