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10.29 「対話的で深い学び」 

 北海道の新型コロナウイルス感染状況が「警戒ステージ2」に移行しました。マチコミでも詳細は、お知らせしますが、
1,ご家庭での検温、健康観察の徹底をご確認下さい。
2,児童生徒本人、あるいは、同居家族に「発熱や咳等の風邪症状」がある場合にも、児童生徒の学校登校はできません。(出席停止の扱いで、欠席とはならない)
 いずれも、感染拡大防止とクラスターの発生を防ぐ意図から、風邪症状なのか感染が疑われるのか、慎重に対処していくための措置です。更なるご協力をお願いいたします。以下、学校だよりの11月巻頭言を掲載します。
 

「対話的で深い学び」

日々の積み重ねに見る「言語活動とコミュニケーション力」
  

「主体的、対話的で深い学び」へ授業改善が求められている。「対話的」と言う言葉から協働(共同)やグループ学習のようなものばかりイメージするが、対話的の意味するところはそればかりではない。言語活動を大切にする、言語環境を整える、深く読み取る、豊かに表現する等、メールやSNSに慣れた現代人にやや弱さのあるコミニュケーション活動、コミュニケーション能力の獲得という課題が社会全体にあるのではないか。

  読書好きで、表現力豊かな双葉小の児童たち。コロナ禍で、対話的な学びが・・と懸念された部分だが、中学校に上がってきて、今まで培ってきたコミュニケーション能力の高さをさらに伸ばしていくため、各教科、学級、学年で様々な工夫がなされている。

「先人の知恵や経験、先哲の教えに触れ、そこから深く学ぶこと」、そういったことも対話的な学びである。あるクラスの電子黒板には毎朝格言や名言がスクリーンに映し出されている。その中に例えば、下のような言葉がある。


勉強のコツ

わからないままにするよりも わかる人に聞いてみる

一度に勉強するよりも 毎日コツコツ勉強する

一人で頑張るよりも みんなで頑張る

誰かに八つ当たりするよりも 間違ったことを反省する

無理して応用に取り組むよりも しっかりと基礎を身につける

目先の目標を考えるよりも 何のために頑張るかを考える

思うような結果が出なくても 今まで勉強してきた自分を信じる

 

無題

努力して結果が出ると、自信になる。

努力せずに結果が出ると、おごりになる。

努力せず結果もでないと、後悔が残る。

努力して結果が出ないとしても、経験が残る。(発言者不明)

  

 

また合同授業に取り組んでいる小中一環教育の中で、小学生に「少数とは何か」をわかってもらうために、一生懸命少数の概念を理解するための動画を作成した3年生、ちょっと年上の先輩の数学的、見方や考え方を動画でアドバイスする姿は小学生にどのように映っただろうか。

ICT機器を駆使して身体の状態を捉えさせながら、練習のコツをアドバイスし、補助し、美しい倒立を完成させた小5中1の合同体育授業。まさに先輩の獲得した技能、獲得に至るプロセスや考え方等、体験を通して学び、自らの学びを深めている。教える側も、伝えることで、より深い理解を学びとる。
  


  こうした言葉や体験、コミニュケーション活動を重視した学習は、単なる知識、技能の習得に止まることなく、様々な教科で培ってきた教科特有の見方・考え方を働かせて、自らの思考力・表現力・判断力を高め、より深く学ぶ姿として私達に驚きを与える。

コロナ禍、道の感染警戒レベルが2に引き上げられ、教職員もたくさんの業務に追われ、正直、多忙感は否めない。しかし、そんな疲れを吹きとばすのが、「わかった、できた」の「えがお」であり、個性豊かな「表現力」、苦しくても挑む「チャレンジ精神」に触れることができる瞬間。理想の授業、理想の学校を目指し、子ども達の確かな成長と豊かな学びを信じて日々工夫改善し、目標を持って努力する「教師」という職の原動力がそこにある。行事や部活動での躍動ももちろん大切だが、そうした日々の授業での学びに向かう姿勢や継続的な努力こそ、真に価値ある「生きる力」を培うものと、信じて止まない。「大志をいだき、学ぶまち北広島」、学びを深め、自らの将来に夢や目標を持ち、苦境にあってもたくましくチャレンジし続ける生徒に育ってほしいと願っている。

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