10.21 小中一貫教育の進化
朝夕の冷え込みも厳しくなり、木々が色づいてきました。コロナ禍であっても「学びを止めない」のは双葉ー広葉の小中一貫教育も同じです。小中一貫教育の「進化」と銘打った2020年も後半戦に入り、小中学校の先生方が「子どもたちのために」と何度も何度も研究協議、授業づくりの話し合いを繰り返し、11月の小中一貫強化月間には、様々な工夫ある授業を研究授業として実施する予定です。子どもたちの9年間の成長や学びに小中一貫教育が役立っている実感とともに、小中教職員の教員としてのスキルアップにつながっていることをうれしく思っています。体育の合同授業で、小5・中1の倒立の勉強に取り組んだ5年生は、その授業のお礼の手紙を中学校に届けてくれました。学習を終えた事後にも、「振り返り、学んだことを再確認し、共に学び教えてもらったことに感謝の気持ちを表現する」その深い学びに感心します。できばえや課題点の発見のためにTablet PCの動画を活用するなど、ICT機器をあくまでも道具としてうまく活用し、「わかった、できた、おもしろかった」につなげていました。
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10月6日・7日に行われた「器械運動・マット運動(倒立)」
9年間の積み上げを意識した系統的な指導
~合言葉は「下みて・ピン・ピタ・ぼう」~
を終えての小5担任湊先生のコメントから
・・・・。また、今回合同授業のかたちで実施することで中学生は小学生に伝える(アウトプット)、小学生は中学生のアドバイスや補助に刺激を受けて積極的に技の習得に努める(インプット・チャレンジ)ができており、小中一貫教育を進める上での「ねらい」がはっきりとした授業でもありました。
小学校での全体指導ではなかなか細かく指導することができない部分を中学生と一緒にそれぞれの「課題」を確認し、課題にあった「練習方法を選択して」取り組むことで、効果的な活動が生まれていました。参観している立場でも、その成長ぶりは目を見張るものがあり、合同授業の教育効果を大いに感じました。プレ研月間(11月)を前にいちはやく公開していただいた体育部会の星先生・松野先生、本当にありがとうございました。




小学校5年生の授業を終えてのメッセージ


振り付けを自分たちで考え、表現力を磨くダンス授業


1年生美術 コラージュにみる豊かな表現力

