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9.25 不易と流行 ~表現力とコミュニケーション力


「不易と流行」 ~ 「表現力・コミュニケーション力」
  (9月末発行の学校だより第6号の巻頭言から)

 コロナ禍にあって、「学びを止めない」、「あれもできない、これもできないから、どうすればできる」という教育課程の工夫改善を行ってきた夏。修学旅行や体験学習(1年)等、「為すことによって学ぶ」学習に子どもたちの成長を感じます。2年生は、10月22日(木)~23日(金)に延期・計画されている宿泊学習に向け、仲間や集団づくり、責任や協力、自律的学習態度等々、「教科の学びを総合的な学習に高める」ようがんばっています。

 

体験から学び取った内容を学習成果として、他者に「表現(アウトプット)する」という学習が、未知なる状況にも自ら考え適切に行動するための「思考力・判断力・表現力」を高めると言われます。主にプレゼンソフトを活用した自主研修の発表会では、「体験して学んだことをわかりやすく伝え、その時感じたこと、考えたこと、学んだ成果等を自分の言葉でアウトプットする」学習を学校では大切にしています。各学年のこうした学習の様子を見ていると、この積み重ねが、「将来にも役立つ、プレゼン力、表現力につながる」と頼もしく感じます。(北広島市のキャリア教育「大志学」としても捉えることができる)

 

今年の学校祭は、合唱や作品制作は行わず、「日常の学習成果発表の場」として、生活体験や英語暗唱の発表、総合学習のプレゼン、モザイク画全校制作、生徒会企画の開閉会式等となっています。学校祭が、全校生徒の学習成果や個・集団のエネルギーを豊かに『表現する場』となるよう準備を進めています。保護者・地域の方々に公開することは控えさせていただきますが、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

予測不能な社会の中で、教育には『不易と流行』を見極めることが不可欠です。ICT・IoT(Internet of Things)が流行とすれば、豊かな人間性、正義感や公正さ、自律と協調、思いやる心、等々は不易(時代を超えて変わらない価値のあるもの)です。子どもたちの学校生活を見ていると、SNSやメール等、情報交換のスキルは高くとも、周囲や他者との好ましい人間関係を築く『コミュニケーション力』、そのスキルは、まだまだ勉強不足。思春期特有のトラブルや人間関係の諍(いさかい)も、どの学年にも見受けられます。それらのトラブルを互いの対話の中で、子どもたち自らが乗り越えなければ、人間関係力やコミュニケーション力は高まって行きません。「人は、社会性の生き物」と言われ、自立と共生を目指すものの、社会は意外と厳しい一面も持ち、「孤立や孤独」も生み出します。どんなに時代が変化しても、やさしさ、思いやり、協調、他者理解、意思疎通、自己表現等々、「人として培った豊かな感性や人間関係力を生かし、志を持って学び続ける力」を子どもたちには育みたいと考えています。「チャレンジ」「表現」「えがお」、マスクをなかなか外せませんが、えがおの「コミュニケーション力」育成に努めるコロナ禍の秋を迎えます。

1年生 体験学習発表会
  
2年生 自主研修計画
  
3年生 修学旅行 自主研修発表会
  
  

 

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