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9.18 吹奏楽部定期演奏会(9.21)に向けて

 21日(月)敬老の日は吹奏楽部の第26回定期演奏会が開催されます。花ホールのコロナウイルス感染防止のガイドラインに沿って、観客もある程度の制限をかけながらの開催。寂しいことに、この演奏会をもって、基本的に3年生は引退を迎えます。中学校3年生にとっての中体連、合唱や吹奏楽のコンクール等で得られる感動、活動から得られる、心、身体、技術や感性の向上、人間的成長が決して小さくないことを知っている私たちにとって、休校や活動制限がある中での部活動に苦しさを感じた半年でした。
 しかし、8月26日(水)~28日(金)の道内修学旅行に同行し、子どもたちの感性の豊かさ、はじける「えがお」、個性あふれる「表現力」にコロナ禍でも学びと成長を止めないたくましさ、エネルギーを感じ、本当にうれしく思いました。
 様々な楽器が奏でる音をつなぎ、ひとつのハーモニーを創り出す。この仲間にしかできない音づくり、曲づくり・・。活動自体は、限られたものとなり、発表の場もこの定期演奏会が唯一の場となりますが、周囲に支えられながらも、思いのこもった演奏会になることを願っています。3年生、いい演奏会を・・。

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第26回定期演奏会にあたって

         北広島市立広葉中学校 学校長 金 森 直 人

本日は、本校吹奏楽部の第26回定期演奏会にお越しいただき誠にありがとうございます。また、コロナ禍、スポーツや音楽、文化活動の自粛や中止が相次ぎ、新型コロナウイルス感染拡大の猛威に心が折れそうな中、「若者の夢や挑戦の場が失われてはいけない」と新しい生活様式の中で、活動可能なあり方を模索し、子どもたちの活動を支援してこられた関係機関の皆様、父母会をはじめ保護者の皆様のご苦労と努力に心より感謝とお礼を申し上げます。

昨年、吹奏楽部は、全国吹奏楽コンクール札幌地区大会で金賞を受賞しました。また、地域のお祭りでの演奏や健全育成連絡協議会のクリスマスコンサート等、地域貢献にも積極的に参加し、その演奏を多くの方々が楽しみ、笑顔、感動、共感、希望といった音楽の持つ力を遺憾なく発揮してくれました。

コロナ禍で、予測不能な事態が続く世界的情勢ですが、文化・芸術の火を消すこと、生涯にわたって文化・芸術とともに生きようとする若者の芽を摘むようなことは、あってはいけないと考えています。吹奏楽部員にとって活動の集大成となるこの定期演奏会が、多くの先生方、保護者会、卒業生にご協力をいただき、子どもたちが主役となるすばらしいステージとなることを願っています。まだまだ練習経験も少ない1年生、今後を託される2年生、そして、この舞台を最後に引退となる3年生、それぞれの思いをステージで力一杯、表現してくれるものと確信しています。最後まで、ごゆっくりお楽しみ下さい。
        

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