8.7 1学期終業式
登校日1,2年生56日、3年生57日の1学期が終了します。「From me」という生徒会テーマを掲げ、コロナ禍でも、自主自立を目指したすばらしいがんばりでした。
一人一人の成長があって、集団としての成長があります。1+1が2なのは当たり前ですが、1+1が4にも5にもなるのが、集団・学校のチーム力です。「えがお」あふれるコミュニケーション活動、個性を生かした主体的な「表現」、そして、困難にも負けない「チャレンジ」。2学期はさらなる「協働の学び」、「共に学び、共に高め合う集団」を創り上げましょう。
「1年生」は、中学校から始まる教科担任制の授業や部活動にも慣れ、あいさつや礼儀正しさ、授業を受ける姿も、中学生らしくなってきました。様々なことに前向きに取り組み、「自主自立の心」で「自分の強み」をさらに伸ばして下さい。
「中学校の心臓部・原動力となる2年生」。生き生きと活動する姿が、学校に活力をもたらしています。教科の前向きな取り組みで、さらに力を伸ばしいて下さい。宿泊研修での成長にも期待しています。
そして、「広葉中の顔である3年生」。この状況下で、勉強、委員会活動、部活等、様々な面で、力を伸ばし、学校を牽引する姿は頼もしい限りです。コロナ禍、大人の判断力を疑うようなニュースが報じられる中、学生ばかりが、我慢を強いられていますが、修学旅行しっかり楽しんで来ましょう。そして、「進路」。将来を見据え、個性を伸ばす進路選択に全力で取り組みましょう。
ONとOFFが分からないような令和2年度のスタートでした。10日間しかない夏休みですが、ON・OFFの切り替えを自分でコントロールして、安心・安全な中で、楽しい夏休みにしてほしいと心から願っています。8月18日には、えがおで、楽しい夏休みの話を聞かせて下さい。
終業式代表挨拶より・・・
『10日間の夏休み』 3年生代表 南條 龍
今日は、8月7日です。本来であれば夏休みの真っ最中であったはずです。ただ、今年令和2年は世界中の人々の生活が一変せざるをえない状況になりました。そのため、北広島市の小中学校は2月27日に全面休校となりました。その後、始業式、入学式は行いましたが、通常とは違う形となりました。さらにウイルス感染第二波により再度休校となりました。そこで、先生方がWeb配信などをしてくださるなど、通常とは違う1年の始まりでした。
陸上競技大会は中止となり、学校祭も詳細は未だ未定です。1年生の体験学習は9月に延期、そして2年生の宿泊学習は10月に延期、そして3年生の修学旅行は2年生の後半から進めいていた東京行きの計画が水の泡となりました。しかし、先生方の尽力により、北海道内での実施となりました。そして部活動も、中体連、中文連もなくなり、通常とは違う終わり方をむかえそうです。自分としては、受験への切りかえのタイミングを失い、残念です。また、学校内の生活面では、図書室が学年毎に区切られたり、給食は1人で前を見て静かに食べていて、6月の分散登校中にはひたすらそしゃく音だけがひびいているという状況でした。最近では暑さも強まり、マスクをするのが嫌になってくとは思いますが、それでもマスクをするのが当たり前になり、全校生徒がしているというのは素晴らしいと思います。
明日から始まる夏休みですが、10日後にはみなさんとこの広葉中学校で会うことになっています。こんな、嫌がおうでも記憶に残りそうな短い夏休みを、三密は避けますが、密度を高くして過ごしましょう。
この生活がいつまで続くか分かりませんが、こんな、通常とは違うことを続けていかなければならないでしょう。ですが、違うことを行うのを恐れず、変化し続けることが大切だと思います。まだまだこんな令和2年度は続くと思いますが、楽しく、頑張っていきましょう。
『1学期を終えて』 生徒会代表 木村 芽
今日で1学期が修了となります。この数ヶ月で色々なことがあったと思います。まず、コロナウイルスの感染予防のため、4月5月は休校が続きました。その期間、皆さんはどう過ごしていたでしょうか。勉強に力を入れてみた、家で好きなことを満喫した、という人もいれば、何もやる気がでなくてぼおっと過ごしたという人もいると思います。そして、6月下旬、学校が再開しました。屋内ではずっとマスクをつけていなければならなかったり、隣の人と机を離して座ったりと、いつもとは違う点がいくつかありましたが、次第に慣れ、学校には前と同じような活気が戻ってきました。また、生徒会の活動としては、定期テストの次の週に生徒会活動強調週間が行われました。それぞれの委員会の委員はもちろん、参加する側の生徒も、各委員会ごとに設定された成功基準を超えられるようがんばっていたように思います。皆さんも、今一度「自分の取り組みの様子はどうだったかな・・」と振り返って見てください。2学期のはじめに委員長がそれぞれの活動の評価を行うので、その反省を次につなげていけるようにしましょう。
今年の1学期は、いつもと違うことが多く、戸惑った人もいると思います。その中で、臨機応変に対応することができたのは、本当にすごいことです。短い夏休みですが、ゆっくり身体を休めるようにしてください。休校中、「何もせず過ごしてしまったな」という人は、夏休みに何か取り組んでみるのもいいかもしれません。そして、2学期もまたがんばって行きましょう。