5.19 「子どもたちの学びの保障」について考える
21日に政府が検討する「緊急事態宣言の前倒し解除」について、北海道を含めない方向で最終調整に入っているとの報道がありました。28日の再判断までに、感染状況、医療提供、検査体制等の状況改善が求められるところです。「子どもたちの学びの保障」について、社会全体が、長期間にわたり新型コロナウイルス感染症とともに生きて行かなければならないという認識のもと、子どもたちの学びを保障することとの両立を図っていくことが重要です。災害時における危機管理対応と同様、「自助・共助・公助、そして備えること」が大切と感じます。自分の命を守り、自分の周辺、地域の大切な人達の命を守るべく助け合う、公としてどういった支援ができるか、そして新しい生活様式、暮らしを守るための行動、更なる予防方法やリスクマネジメント、といった「備え」が未来につながります。
本来、「協働的な学び合いの中で行われる学校教育」が、この事態に何ができるのか、万全な感染防止策と共に多様な学びの保障について私たちもチャレンジしていかなければと考えています。北広島市教育委員会から学校のYouTubeチャンネル開設による「動画メッセージや動画学習支援」が提案され、市内各校が工夫を凝らして、動画の限定公開をしています。子どもたちを支援しようとスタートしたことが、各校で子どもたちが喜んでいる様子や保護者からのメッセージが届くことで、「新しい試みにチャレンジしている先生達」への励ましや喜びとなっています。上記のような北海道、特に札幌市、石狩管内の状況の中、25日(月)からの分散登校ができるのか、6月1日(金)からどのようなスタートが切れるのかは、19日(火)現在では判断できない状況です。5教科の学習支援動画作成等、先生達もがんばってくれています。各ご家庭においても、「子どもたちの学びの保障」について配慮いただくと共に、「自ら学びとる力」を育んでいきましょう。
生徒会役員のZoom会議による生徒会年間テーマの話し合い等が順調に2回のオンライン会議を終えました。テレビ番組でも、リモートやオンラインでの双方向のやり取りが様々試みられています。教育への活用についても、一つの方法として、備えて、整備して行く必要性を感じています。各ご家庭にマチコミのアンケート機能で協力いただいたネット環境調査も貴重な資料となっています。結果について報告します。ありがとうございました。
■アンケート調査結果(ネット環境)

■保護者からのFAX ■4組の畑に苗植え



