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4.30 校長室から 5月に・・

 北海道の遅い春もすぐそこ。今日は、20度に達すような晴天です。例年のゴールデンウイークであれば、普段の学校生活ではできない、部活動の練習試合や大会、家族との旅行等、心躍る季節。今年は、「家にいて、自分と大切な人の命を守る行動」を背負った残念な連休となっています。このような状況下でも、安全・安心を確保しつつ、「学びや生活を止めない」「学習や遊び、生活リズムを積極的にコントロールする」ことが、「生きる力」です。
 
 医療、福祉の分野でのクラスター感染、感染経路を追えない市中感染等、第二波の収まる気配もなく、国として「緊急事態宣言」の延長、それに伴う、学生の「臨時休業延期」や「9月入学」まで、議論されています。医療・福祉関係者、行政、物流等、「在宅勤務」や「人との接触を8割減に」ということが難しい職業もあり、このウイルスの感染拡大防止の難しさも実感しています。感染による死者の増加、10~20代といった若い人たちへの感染報告や札幌市では教員の感染も報告され、「子どもたちのために」日々がんばっている教職員の感染等々、心痛むとともに、不安や恐怖もよぎります。今は、国、道、市をあげて感染拡大防止に全力をあげ、「今できること、しなければならないこと」に一体となって努力するしかありません。

 事務補さんが、入学式の演台上の花を生け直してくれました。世話をすると切り花であっても結構な日数、持つものですね。広葉中の先生方は、「生活や学習の様子を個別に電話で相談」「臨時休業が伸びたらどんな課題が適切か教材づくり」「スカイプやズームといったアプリを利用したテレビ会議やオンライン授業の模索」「手作りマスクの試作」「親や給食に感謝しての自作弁当づくりや料理」「歌えない時の音楽授業の教材研究」「グラウンドのライン引き」、双葉小の先生が二人来て「小中一貫の授業の相談や打合せ」、渡航延期の在外施設派遣の先生は、「オンライン会議や小3から中3までのオンライン英語授業」がスタートしています。
 生徒の声も聞こえない、顔も見えない状況になると、教師という職業が改めて、「子どもたちの個性が輝き、躍動や感動がそこにある」ことが働く原動力になり、「えがお」が何よりの励ましになることを感じます。そうした子どもたちの「あたりまえの日常」が帰ってくるように、「今できること」「これからやるべきこと」に真摯に向き合い、家庭や自分の子どものこともありながら、自校の子どもたちのためにチーム感を持ってがんばってくれている北広島市の先生達に敬意と感謝を実感しています。
 生徒のみなさん、「家にいる制限された生活」をマイナスに捉えるばかりでなく、家で過ごせるまとまった時間をプラスに捉えて、「学習や生活、趣味の時間等、積極的にコントロール」してみましょう。「目標を持って、計画を立てて、自ら求めてがんばったとき」、そなわる力は真の力です。

      
 
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