4.7 令和2年度のスタートにあたって
令和年度はじめのご挨拶
広葉中学校長 金森 直人
希望に燃える春、令和2年度がスタートしました。
新型コロナウイルスの驚異は止まるところを知らず、世界規模の感染拡大に、日本の、世界の英知を結集し、「自分と自分の大切な人を守るための行動」「命と健康を守る正しい行動」に全ての人たちが、できること全てを行うことが求められています。
本校の子どもたちの明るさや素直さ、笑顔があふれる学校生活、主体的な学びや個性豊かな表現力、一日も早く「あたりまえの日常」を取り戻すべく、新しい仲間を含め、教職員一同、決意を新たにしているところです。
現中学生の多くが社会に出るであろう2030年代の社会は、「子どもの頃にはなかった職業が増えている」「外国人と関わる機会が増えた」「人工知能が様々な分野で活用される」「答えのない課題に色々な人々と協力して挑戦していく時代」等とよく言われます。学校は、何を理解し何ができるようになるのか「社会で生きて働く知識理解」・未知なる状況にも自ら考え適切に行動するための「思考力・判断力・表現力」・自分らしく社会や世界と関わりよりよい人生を送るための「学びに向かう力・人間性」をバランス良く身につけ、「未来を生き抜く力」を育成することが求められています。「変化の激しい社会を自らたくましく切り拓いていく力」を子どもたちに培い、個性を輝かせ、周囲と協力しながら、心豊かな人を育てることが、学校教育の使命と考えています。
双葉・広葉の小中一貫教育の重点とスタンダードのポスターが完成しました。「表現・えがお・チャレンジ」~共に学び、共に高め合う子ども達~を表現したものです。作成にあたった美術の先生からは、「えがお」で協力し合うことがベースとなり、身につけた主体的で豊かな「表現」力は、困難や未知なる状況に立ち向かう「チャレンジ」精神を育む。「共同(協働)の学びの中で実現しよう」というイメージを語ってくれました。私たちの目指すゴールがそこにあります。保護者・地域の皆様には、令和2年度(2020年度)、本校教育への一層のご理解、ご協力をお願いし、令和2年度スタートにあたってのご挨拶といたします。よろしくお願いいたします。
