北広島市立広葉中学校 ここから本文です。

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4.6 令和2年度始業式・着任式

 マスク越しではあるものの、進級し、久しぶりに学校登校するみなさんの「おはようございます」の笑顔、ちょっとうれしそうな表情に心癒やされる思いの登校風景でした。先生達も総力をあげて学校再開の準備をしてきました。苦しい状況下ですが、安全・安心を確保しながら、共に学び、共に高め合う、本校教育をスタートさせましょう。

登校風景
  
朝のHR
    
着任式では、新たに着任した学校教職員を紹介・生徒会書記次長 立花さんから歓迎の言葉をもらいました。
    
始業式・令和2年度の学校職員体制紹介を行い、生徒会書記長 木村 芽さんから、生徒を代表しての言葉がありました。
    

********始業式にあたって
                  広葉中学校長 金森 直人

 希望に燃える春、令和2年度、1学期始業式を迎えました。

2月下旬から続く新型コロナウイルスの驚異は、止まるところを知らず、世界の感染者 1,136,851人、死者 62,955人、感染が確認された国と地域は211ヶ国。医療崩壊や若者の感染、首都封鎖等、人類が経験したことのない世界規模の災害であり、グローバル化、世界を行き交う人の移動が事態を難しくし、社会経済への影響も未知の領域となっています。日本では、ある程度のコントロールに成功しているとはいえ、感染者4,219人、重症者73人、死者96人、退院1,133人と関東圏の感染者増、高齢者の重症化や死亡、若者が感染源になっているケース、スポーツ選手感染や芸能人の死等々、「目に見えない驚異」と「深い悲しみ」が、世界中をおおっています。

修了式でも話しましたが「自分と自分の大切な人を守るための行動」「命と健康を守る正しい行動」が、今、一番大切と考えています。東日本大震災や胆振東部地震によるブラックアウト等、乗り越えてきた天災と同じく、ウイルスによる世界的集団感染にも、自助・共助・公助・そして備えることの大切さについて私たちが、今、最も学ぶべきことです。密閉・密集・密接の回避に今は、全力を傾けましょう。

令和2年、最高学年となった3年生は、「広葉中の顔」、後輩もできた2年生は、「学校を動かす原動力、心臓でありエンジン」です。「みなさんとみなさんの大切な人の安全・安心」は何者にも代えがたいもの。今日から始まる新学期が、学習内容や行事の変更等、未知なる状況をむかえたときに、変化に主体的に対応し、自ら考え、進んで行動できる広葉中でありたいと願っています。

今年度から、笑顔で協力し合い、自分らしく表現できる力が、困難にもたくましくチャレンジすることにつながる、「共に学び共に高め合う子どもたち」というスタンダードと重点目標を設定しました。苦しい状況下にあっても、夢と希望を持ち、笑顔で新学期をスタートさせましょう。
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