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3.25 修了式にあたって

 今日は、令和元年度最後の分散登校。修了式・離任式的な内容のお話を学年別、時差登校、感染リスク回避のための3つの条件に配慮し行いました。学級では、担任からの温かいメッセージと次なる目標が記された「若い樹」(通知表)が渡され、この一年の成長を確認しあいながら、2,3年生進級時のがんばりを誓い合っていました。離任される先生方、学校職員へは、各学年の代表生徒から、温かい言葉かけとともに、今後の決意を感じさせる力強いあいさつもいただき、去られる先生方も、胸を熱くしていました。

 学校だよりにも掲載していますが、令和元年度を修了するにあたってのご挨拶を掲載します。
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困難の中にも努力を怠らず、学び続ける力を

卒業期を襲った新型コロナウイルスの脅威に「子ども達の旅立ちをどう祝福するか」北海道、教育行政、現場教職員が悩みに悩みました。「仲間と共に高らかに歌わせたい」「保護者の皆様に晴れ姿を見てもらいたい」「在校生、地域・保護者、来賓、みんなで前途を祝したい」そうした思いも、ウイルスによる病魔や天災の前にいかに無力か再び思い知らされ、「悔しさ」が込み上げたのは、皆一緒ではないでしょうか。卒業式の式辞でも述べましたが、卒園期、義務教育入学期に東日本大震災という未曾有の災害に日本中が不安と恐怖を覚えた9年前、卒業生達は義務教育入学。個が輝き、共同(協働)の学びにより、人を大切にし、笑顔でつながり、たくましくチャレンジする子ども達に成長しました。学校登校もままならない中での、高校入試、証書を手にする凜とした姿に胸が熱くなりました。芝田前期生徒会長の心打つ旅立ちのことば、歌いたかった校歌、合唱曲への思いをピアノ演奏に込める切ないメロディー、「巣立ちの会」として在校生が創り上げたムービーや卒業生に向けたメッセージ、装飾の数々、教室黒板のチョークアート・・未来を見据え、たくましくそれぞれの道へ、一歩踏み出した彼らの姿に義務教育9年間の大きな成長と感動を覚えました。

生徒会誌「緑樹」でも次のように寄稿しました。・・・「自分らしさや感性」は、自ら創りだすものです。みなさんが贈ったメッセージやムービーが卒業生を勇気づけました。みなさんは、「伝統を引き継がなきゃ」と思いがちですが、「継承」と「伝統」は違います。「伝統は、引き継ぐだけのものではないこと、振りかえった時に実は脈々と引き継がれた伝統もあること」に気づいている人も多いはずです。君たちらしさが新しい伝統を創ります。内に秘めた限りない可能性や自分らしさを伸ばすのは今です。夢や目標を持ち、豊かな感性とひたむきな努力で、自己の可能性を開花させ、自分らしい生き方を見つける・・。その繰り返しが、未来をたくましく切り拓きます・・。意志あるところに、道が拓けるのです。・・・

新型コロナウイルスの集団感染を防ぎ、「当たり前の日常」を取り戻すには、「命と健康を守る正しい行動」が求められます。中学生として手作りマスク600枚を寄付した学生もいます。このような事態の打開のために「私たちには何ができるのか」考えて行くことも生きる力の育成です。次なるステージに新たな目標を設定し、困難の中にも努力を怠らず、学び続ける力を保護者・地域と共に育んで行くのが学校の使命と考えています。

また、春は別れの季節。本日の離任式では8名の教職員・学校職員とお別れすることになりました。学校の宿命とも言うべきこのお別れは、寂しい限りです。去られるみなさんの新しい場所での活躍と健康を願ってやみません。平成が終わり令和元年度、保護者、地域の皆様の学校へのご理解とご協力に感謝すると共に新年度、令和2年度のさらなるご支援をお願いし、修了式にあたってのことばといたします。ありがとうございました。


 

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