2.3 除雪ボランティア
昼からはあいにくの雪模様。だんだん、ふわふわの雪が舞い降りる中、除雪ボランティアにがんばってくれた1,2年生。町内会役員や住民の人も声をかけてくれる中、グループに分かれ高齢者宅や団地の階段通路、トリムコースの道路確保と拡張等々、工夫しながら地域貢献に汗を流していました。出発前の生徒会長、木村咲さんのあいさつを掲載します。
みなさん、こんにちは。私からは、この除雪ボランティアの活動のねらいをお話ししたいと思います。
まず、一つ目のねらいは「地域に暮らす一人として、地域に貢献すること」です。みなさんはきっと、この地域での暮らしに慣れていて、ここで過ごすことが当たり前になっていると思います。ですが、だからこそ地域に貢献できるような活動を自分からしましょう。何事も、自分一人では為すことができません。感謝の気持ちを常に持ち、取り組んでいきましょう。
二つ目のねらいは、「地域の一員として役割や責任を果たすことの大切さを学ぶ」ことです。一つ目のねらいとかぶるところがありますが、私たちがこの地域で暮らすことができるのは決して当たり前のことではなく、地域の方々の等の力も借りて初めてできることです。そして、自分もその地域の一員なのですから、しっかりとした仕事をして、その地域での役割や責任を果たしましょう。もちろん必要以上に気負うことはありません。自分のできる限りを尽くして下さい。
そして三つ目のねらいは「協力、助け合い、思いやりの大切さを学ぶこと」です。この活動はグループ作業となり、チームワークがとても重要になっていきます。となると、自分だけの考えで進むことができません。必ず一緒に活動するメンバーと話し、お互いが納得できるベストなかたちを探し出していかなければなりません。時間もかかりますし、少し意見がずれることもあるかもしれません。しかし、みなさんに常に意識してほしいのは、相手の立場になって考えるということです。もう何度も言われている言葉だとは思います。それだけ大切だと言うことです。相手の立場になって考えることで「協力、助け合い、思いやり」、この三つを自然と心がけることができます。忘れないように活動して下さい。
少し長くなりましたが、除雪中、この三つのねらいを少しでも意識して作業してくれる人が多いとうれしいです。同じグループ同士でも声を掛け合ってがんばりましょう。