2.1 小中一貫教育説明会・新入生説明会
小中一貫教育説明会・新入生説明会が、新入生保護者、地域の方々に来校いただき実施することができました。双葉広葉の小中一貫教育について、そのねらいや1年の活動について説明できる良い機会となりました。校長あいさつの後、1年間の取組をプレゼンで見ていただき、河村校長から今後についてお話をして一貫教育説明会を終えました。
小中一貫教育説明会にあたって
北広島市立広葉中学校 校長 金森 直人
小中一貫教育説明会に来校された新入生保護者のみなさん、地域のみなさん、ありがとうございます。1974年2月に開校が認可された本校は、本日2020年2月1日、46回目の開校記念日を迎えました。
今年の極端に少ない積雪、オーストラリアの深刻な森林火災、新型コロナウイルスの脅威、異常気象や地球環境の異変が不安を募ります。一方で、「すぐそこの未来」はIoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、人工知能(AI)が進化し、社会の変革(イノベーション)を通じて、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会Society5.0が到来すると言われています。
そのような社会をたくましく生きる若者を育てる教育には、コンピュータを使いこなすリテラシーや情報活用能力、SNSやインターネットに潜む危機に対してもそれを回避する能力を身につけることが不可欠です。
しかしながら、私たちは、子ども達のコミュニケーション能力が落ちてきているのではといった危機感も持っています。変化の激しい時代だからこそ、自分事としてしっかり考え、自らを表現する、えがおのコミュニケーションで共に価値を生み出す、夢や目標を持ったたくましいチャレンジ精神、そうした「生きる力」を小中一貫教育の「共同の学び」の中に見出そうと、小中、全教職員で研究実践を積み重ねています。
「ひと えがお かつどう 人を大切にし、共に学び、共に高め合う子ども達」を広葉中学校区の重点・スタンダードとして、取り組んできた具体について、この後説明がありますが、小学校・中学校・保護者・地域、また北広島市の行政が一体となった取り組みで、たくましく未来を切り拓く子ども達を育んでいきましょう。本日は、よろしくお願いいたします。
新入生説明会と体験授業の様子