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11.27 今、求められる力とキャリア形成 

 先日、市内の中学校長、道立高校,私立高校の校長先生との懇話会があり,意見交換する機会がありました。少子(高齢)化が急速に進む時代。大学入試改革が社会問題となり、センター試験の改革、民間テストの活用等、検討され、混乱も見られます。変化の激しい時代を自立と共生を目指して、たくましく生き抜いていく人材をどう育成していくか、高校も大きな変革を求められています。
 

 先進的な理数教育を実施し、高大接続の在り方についても新しい高校を模索するある高校の校長先生は、「今の学生はともすると、指示待ちであったり、まじめに言われたことはこなすものの、好奇心や探求心、自らのアイディアで行動を起こす力にかける面も見られる」と・・・。自ら課題意識を持ちねばり強く探求していく学生をほしがっているのだなと感じます。また、ある高校の校長先生に「〇〇高校の面接では、あなたにとって『学ぶ』とはなんですかといった何とも答えの難しい質問も近年出されていますが、次の一手は・・・」と質問すると、「さすがに、それは・・・」と笑っていました。
 

 みなさんが社会に出て、働き、自立を求められる5年先、10年先の社会はどのようになっていると思いますか?その社会であなたは、どう生きて行きますか?そんな簡単には答えの出ない、予測不能な問いに対しても、自分なりの考えを持ち、それを表現し、夢や目標を持って探求し続ける力が、益々重要になる世の中なのです。令和元年度の学力学習状況調査の英語の問題にも、単語や文法を理解していても答えられない問題がありました。自分の考えがあって、それを英語で表現できて正解。正解はひとつではありません。自分なりの考え、その表現力が問われるのです。
 

 北海道に農業技術を指導普及したクラーク博士、”Boys be ambitious”と見送りに来た学生達にエールを送ります。そのことばの後に続きがあったと諸説ささやかれています。そのひとつに”like this old man”と続けたというものがありますが、フロンティアスピリットで若者とともに農業指導に熱意をかけたクラークさん自身のことをthis old manと言ったのか、当時、寒い北海道には稲作は無理であろうと言われていた時代に風呂のお湯を水田にひき、(学生と別れた島松駅逓の近くで)赤毛米の栽培に成功し寒地稲作の祖と言われた中山久蔵さんのことを言ったという説も・・・。ロマンは尽きません。いずれにしても、「大志をいだき、学ぶまち北広島」のフロンティアスピリットは、変化の激しいこれからの時代をたくましく生きるヒントが秘められているように思えてなりません。
 

 時代は平成から令和に・・。その元年が早くも師走をむかえています。この一年をしっかりと振り返り、何ができるようになり、課題は何か、将来について考え、新たな目標設定につなげるよう2019年をしっかり締めくくりましょう。

      

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