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11.1 個の学習の深まりに期待して

紅葉鮮やかな北海道の短い秋も終わろうとしています。広く全国に目を向けると台風や豪雨災害が各地に甚大な被害をもたらしました。犠牲になられた方に哀悼の意を表しますとともに被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。
 

令和元年度も折り返し地点を過ぎ、3年生にとっては進路実現の季節となりました。「面接試験は何を見られている?どう受けたらいいの?」といった進路の集会が行われたり、1年生の道徳でも「働く」ということについて、考えたり、意見交換する授業が行われていました。このようなキャリア教育を北広島市では、「大志学」と名づけ、「夢や目標を持ち、大志を抱いて、自己実現する」取り組みを大切にしています。職業体験や自己の進路選択のために、どういった道筋があるのか知ることも大切ですが、「服装を整え礼儀正しく」「丁寧なことばで豊かなコミュニケーション力・人間関係力」「そもそも働くこと、生きることについて考える」「夢と現実の狭間での悩みや目標の再設定」等々・・キャリア教育といった視点で、小中学生に身につけさせたい力は様々です。
    

 

生徒会体制も後期に引き継がれ、意欲に満ちた新しい委員達が、自主的で、創造的な活動にチャレンジしてくれることにも、大いに期待しているところです。特に後期は、大きな行事と言うよりも、日々の生活をより豊かにするためにどんな工夫ができるのか、「日常」を大切にした活動に取り組んでみて下さい。
 

学校祭では、保護者・地域の皆様にも来校いただき、作品や発表への温かい励ましや声援をいただき、子どもたちが日頃の学習から培った力の一端を見ていただけたことをうれしく思っています。また、PTAや卒業生OB、おやじの会等、多くの方々にご協力いただいたバザーでは、子ども達の笑顔あふれる楽しいひとときを過ごすことができました。野菜販売や制服のリサイクルも盛況だったようで、二世代、三世代の地域の方々も参加しての学校祭は、「地域とともにある学校」を感じることができました。そうした地域の方々と共に「笑顔があふれ、表現力豊かなハーモニーを奏でて」くれた本校の生徒達を誇りに思います。

学校文化の発表である「学校祭」は単なるお祭り騒ぎではいけないと思っています。日頃の学習の延長線上にあり、学校でなければできない、協働による創造的で質の高い表現活動となり、その経験がまた、学校生活にかえって行くことに「価値」を感じています。校内に掲示された、「夏休みに理科で取り組んだテーマ研究」の見る人を引きつけるレポートや、表現力豊かな「キャリア学習のまとめ」や「美術科の標識作品」は、そのようにして生み出されたものの一つだと言えるでしょう。後期を迎え、さらに自分の強みを活かし、自己の可能性を伸ばしていくよう、個の学習の深まりに大いに期待しています。
      

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