乳児ボツリヌス症について
掲載日:2024年4月1日
1歳未満の乳児に、はちみつを与えないでください
東京都において、はちみつの摂取が原因とされる乳児ボツリヌス症によって、乳児が亡くなる事例がありました。
乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児に特有の疾病で、ボツリヌス菌の芽胞※を摂取すると、腸管内で芽胞が発芽・増殖して産生された毒素によって発症します。
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください。
※芽胞とは…ボツリヌス菌は芽胞という殻のようなものをつくります。芽胞は、加熱や乾燥に対し高い抵抗性を持ちます。芽胞を死滅させるには、120℃で4分以上の加熱殺菌が必要です。100℃程度では、長い時間加熱しても殺菌できません。
厚生労働省ホームページ「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」
お問い合わせ先
保健福祉部 健康推進課電話:011-372-3311(代表)