マイナ救急事業について
掲載日:2025年10月1日
マイナ救急事業について
当市消防本部では、総務省消防庁とマイナンバーカードを活用した実証事業を実施します。
1JPG.マイナ救急とは (87.8KB)
- マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用し、傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みのことです。
- 救急隊がマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、タブレット端末を使用して傷病者が過去に受診した病院や処方されたお薬などの医療情報を閲覧します。
- 閲覧した医療情報は、傷病者の状態に応じて最も適切な処置を受けれらるよう、救急隊が搬送先医療機関を判断・選定する際に活用します。
2.メリット
あなたの正確な医療情報を負担なく伝えることができる- 救急隊はお薬や病歴など救急業務に必要な情報の聞き取りを行っています。救急隊に情報を伝える際に「意識がない」「慌てて情報が思い出せない」「お薬手帳が見当たらない」などといった場合マイナ保険証をカードリーダーで読み取るだけで傷病者が受診した病院や処方薬等の正確な医療情報を救急隊に伝えることができます。※情報の反映には1か月ほど要することがあります。
- マイナ救急により、傷病者の医療情報を把握できれば、救急隊員がより適切な応急処置を行うことができます。また、傷病者の症状に応じた処置が可能な医療機関やかかりつけの医療機関に連絡を取り、受け入れの調整をすることができます。
- マイナ救急で入手した傷病者の病歴やお薬などの医療情報を、救急隊が事前に医師や看護師等に伝えることで、医療機関側が検査や手術などの治療に向けて適切な受け入れ準備を行うことができます。
- 医療機関が傷病者が到着する前に治療準備を進めることができれば、到着後すぐに治療を受けることができる可能性が高まります。
3.通報からの流れ
- 119番通報入電時指令員が現場を特定し、マイナ保険証を用意するよう依頼し、救急隊到着後、隊員にマイナンバーカードを渡す。
- 救急隊が現場で観察を開始するのと同時に、本人の同意を得て救急隊隊が持参した端末にカードを読み取る※意識がない場合、本人の同意を得ることが困難な場合は、同意なしで閲覧することがあります。
- 読み取り後、病歴や服用しているお薬情報などを確認
- 病院連絡・搬送閲覧した情報をもとに救急隊が医療機関を選定し、搬送先が決まったら速やかに搬送します。
4.Q&A
Q.マイナ保険証を持っていない場合は?きちんと病院に搬送してくれるの?A.これまでどおり救急隊員が問診で情報収集し医療機関を選定します。マイナ保険証を持っていないからと言って傷病者に不利益な活動をすることはありません。
Q.個人情報を悪用されるのでは?
A.救急隊が閲覧可能な情報は氏名、生年月日、住所、医療機関への受信歴、既往歴、処方歴と特定検診の情報で医療機関選定に有益な情報のみが閲覧可能です。
Q.マイナ保険証活用時氏名等は伝達しなくていいの?
A.意識の確認などで救急隊が氏名や生年月日を訪ねることがあります。傷病者の意識状態に異常があるかどうかの確認なので、マイナ保険証を活用したからと言って会話を全くしないことはありません。
5.外部リンク
マイナンバー制度について(市民環境部戸籍住民課)マイナ救急広報動画(総務省消防庁YouTubu)
マイナ救急とは概要版(総務省消防庁YouTubu)
マイナンバーカードの保険証利用について
お問い合わせ先
北広島市消防署 救急課TEL:011-373-2322



