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水痘(みずぼうそう)にご注意ください

北海道では感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき感染症発生動向調査を実施しており、令和6年(2024年)第25週(令和6年6月17日~令和6年6月23日)において、管内の定点医療関当たりの患者報告数が、注意報基準以上となり、水痘注意報が発令されました。

水痘(みずぼうそう)とは

水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患で、感染成立後約2週間程度の潜伏期間を経たのちに発疹・発熱などの症状が出現します。多くは発疹がかさぶたになって(痂皮化)治癒しますが、一部は脳炎・肺炎・肝炎などを合併し、重症化することもあります。治癒した後もウイルスは神経節に潜み、のちに帯状疱疹を引き起こす原因となります。特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので、注意が必要です。

水痘(みずぼうそう)の感染予防

水痘の原因病原体である水痘帯状疱疹ウイルスは飛沫核感染(空気感染)するため、患者との接触を避ける以外に有効な予防法はありません。平成26年(2014年)10月より水痘ワクチン定期接種となっており、1回の接種により重症化を、2回の接種により発症を防げると考えられています。
学校保健安全法施行規則により、全ての発疹がかさぶたになるまで出席停止と定められています。

お問い合わせ先

保健福祉部 健康推進課
電話:011-372-3311(代表)

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