リチウムイオン電池の危険性、知っていますか?
掲載日:2024年7月26日
リチウムイオン電池の危険性、知っていますか?
皆さんが普段使用しているスマートフォンやパソコン、モバイルバッテリーや車にも使われている「リチウムイオン電池」ですが、発熱や発火による事故が相次いでいるのを知っていますか?リチウムイオン電池の事故例
1.スマートフォン
スマートフォンをズボンの後ろポケットに入れたまま転倒し、尻もちをついてしまった際、スマートフォンが折れ曲がりバッテリー部分が破損し、発火した後衣類に着火、火傷したもの。2.モバイルバッテリー
リコール対象商品において、内部不良があったため内部でショートが生じ突如発火し負傷したもの。3.携帯用扇風機
携帯用扇風機を誤って落としてしまったことによりバッテリーに強い衝撃が加わったことで異常発熱し発火したもの。4.ごみ収集車
一般ごみと一緒に捨てられたリチウムイオン電池が、ごみ収集車内で押しつぶされて発火し火災に至ったもの。取り扱い上の注意
1.「衝撃」「圧力」「熱」を与えない
強い衝撃や圧力が加わったり、高温の環境下にさらされたりすると、内蔵電池が変形・破損して発煙・発火に至る場合があります。2.異常を見つけたら使用しない
モバイルバッテリーの変形、変色、発熱、異臭、その他いつもと違うことに気付いた場合は、直ちに使用を中止しましょう。内蔵電池が変形・破損したまま使い続けると、発熱、破裂、発火する原因になります。3.充電コネクタや水濡れに注意する
破損や変形したり、飲料水などの液体が付着した充電コネクタを使用すると、内部の端子部がショートする場合があります。充電ケーブルを抜き差しする場合はまっすぐに行い、水場での充電やぬれた手で触ることも避けてください。4.販売業者や製造業者が不明な製品に注意する
リチウムイオン電池搭載製品の事故発生後に事業者に問い合わせようとしても連絡先が不明であったり、海外の連絡先しか表示されなかったりする場合があります。5.一般ごみと一緒に捨てない
北広島市のリチウムイオン電池の処分方法は、「有害・発火ごみ」として処分します。筒型、角型のものはプラス極、マイナス極にテープ等を貼り、パック型のものは、端子部分にテープ等を貼り絶縁してください。
販売店、協力店で回収も実施しています。
お問い合わせ先
消防本部 予防課電話 011-373-9119