パレスチナとイスラエルの市民などへの暴力行為を非難し、停戦を求める決議について
掲載日:2023年12月12日
北広島市議会は、令和5年(2023年)12月12日、第4回定例会において「パレスチナとイスラエルの市民や子どもたちへのすべての暴力行為を非難し、即時に停戦を求める決議」を総意をもって可決しました。
パレスチナとイスラエルの市民や子どもたちへのすべての暴力行為を非難し、即時に停戦を求める決議
10月7日からはじまったイスラエル・ガザ紛争では、約2カ月で死者数が1万5千人を超え、その約40パーセントが子どもたちという深刻な事態に陥っている。グテーレス国連事務総長が、「ガザは子どもたちの墓場になりつつある」と即時停戦を訴えたように、ガザ地区ではとりわけ子どもたちの犠牲が増え続けている。双方の応酬は、ガザ地区において、国際人道法で禁止されている医療施設の攻撃により人命を深刻な危機的状況にさらすとともに、市街地に甚大な被害をもたらしており、侵攻はガザのみならずパレスチナ全土で加速している。
北海道北広島市議会
国連総会は10月27日、ガザ地区の情勢に関して緊急特別会合を開き、敵対行為の停止につながる即時かつ持続的な人道的休戦を求める決議を採択した。イスラエルとハマスの双方を始めとするすべての当事者は、この決議に従い、国連憲章と国際法を完全遵守し、これ以上市民を犠牲にさせないためにもすべての暴力行為を中止し、即時に停戦すべきである。
本市では、憲法の精神に基づく恒久平和の実現を願う市民意思の表明として平和都市宣言を行っており、軍事における大規模攻撃と無差別攻撃は恒久平和の実現を願う市民の願いに反する行為であり、断じて許すことはできない。
よって、北広島市議会は、パレスチナとイスラエルの市民や子どもたちへのすべての暴力行為を非難し、イスラエルとハマスの双方は国連憲章と国際法を遵守し、即時停戦を行うよう求める。
以上、決議する。
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