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令和5年度当初予算案記者会見記録

日時

令和5年(2023年)2月7日(火)14時00分から

会場

北広島市役所5階委員会室

予算案に対する市長コメント

令和5年度予算案の概要について、ご説明申し上げます。
        
新型コロナウイルス感染症の影響が長引くなか、これまで市民の皆様の生命と健康を守ることを最優先に、各種施策に取り組んでまいりました。
市民や事業者の皆様、医療現場などで日々、感染症に対応されている皆様のご協力をいただきながら、感染の波を一つずつ乗り越え、取組を進めてこられましたことに、心から感謝申し上げます。
いまだに様々な制約がある中ではありますが、多くの市民の皆様が地域活動に熱心に取り組まれており、また、文化・スポーツなどの様々な分野でご活躍している姿を通して、まちの活気が戻りつつあることを実感しているところであります。

そのような中、3月にはいよいよ北海道ボールパークFビレッジが開業します。
北広島市にとって、これまでにはない賑わいがもたらされ、まちづくりの大きな転換点となることと思います。
ボールパーク構想と連携した新たな価値を生み出し、世界に誇れるまちづくりを目指して、市民の皆様とともに新たな北広島をスタートします。
令和5年度は、まさに北広島市が新時代を迎える年となります。
まちづくりのテーマである「自然と創造の調和した豊かな都市」、「希望都市」「交流都市」「成長都市」という目指す都市像の実現に向け、総合計画に掲げる各種施策を着実に実施するとともに、変容していく社会構造に迅速に対応し、市民生活を守るための取組を進めてまいります。

北広島市の令和5年度の予算額は、一般会計で、約306億円、前年度予算比で9.2パーセントの増となっており、過去最大の当初予算規模となりました。
特別会計においては総額で、約129億円となっており、これに企業会計約61億円を加えた全ての会計の総額は、約495億円、8.0パーセント増の規模で編成したところであります。
令和5年度は、防災食育センターの整備や、ごみ処理広域化への取組などの大型建設事業に要する経費を盛り込んだほか、保育定員の拡大に向けた認定こども園等の整備に対する補助金など、子ども子育て支援体制の充実を図ったところであります。
また、地方自治体の新たな課題であります、自治体DXやゼロカーボンの推進についても、しっかりと取り組んでまいります。

続きまして、令和5年度の主な実施事業についてご説明いたします。
まず、健康・福祉の分野です。
保育所等整備事業につきましては、保育需要に対応するため、認定こども園等の市内既存施設4園における保育定員の拡大を伴う施設整備に対して、補助を行ってまいります。
障がい者雇用創出事業では、障害のある方の就労する場を確保するため、会計年度任用職員の雇用を拡大いたします。
乳幼児保健推進事業では、視覚異常の早期発見、早期治療につなげるため、3歳児検診における視覚検査を新たに実施いたします。
産科小児科誘致推進事業では、安心して子育てができる環境を整備するため、令和5年度に開設予定の小児科に対して補助を行ってまいります。

次に、教育・文化の分野です。
不登校いじめ対策・教育相談事業では、スクールソーシャルワーカーを配置し、教育相談体制の充実を図ります。
帰国・外国人児童生徒教育支援事業では、新たに日本語指導支援ボランティアを派遣し、帰国外国人児童生徒の教育を支援してまいります。
寒地稲作成功150周年記念事業では、北海道遺産にも選定されました赤毛米の周知・啓発や、フォーラムなどの記念事業を開催してまいります。
コミュニティスクール推進事業では、新たに3中学校区に学校運営協議会を設置し、市内全中学校区でのコミュニティスクールの推進を図ってまいります。
小中学校の改修事業につきましては、国の補正予算を活用し、緑陽中学校の内部設備改修工事について、令和4年度予算を繰り越して実施するほか、東部小学校と大曲小学校の暖房機の更新などを行ってまいります。

次に、産業・労働の分野では、観光振興事業において、Fビレッジによる観光需要の高まりを見据え、エルフィンパーク市民サービスコーナー内での観光案内を実施してまいります。
買物不便者対策事業では、買い物サービスについてのアンケート調査を実施し、日常における買い物環境の維持確保に向けた取組について検討してまいります。
ふゆトピア・フェア2024開催事業では、「積雪寒冷地で暮らす人々の工夫や雪国の魅力」の発信を目的として、国、地方公共団体、企業、地域住民等とともに本市において開催してまいります。

次に、安全・安心の分野では、防災食育センター整備事業につきまして、令和6年度の完成・稼働に向け、引き続き建設工事を進めてまいります。

次に、生活・都市基盤の分野です。
ゼロカーボン推進事業では、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロの実現に向け、機運醸成や市有施設のLED化などに取り組んでまいります。
家庭ごみ適正処理推進事業では、令和6年度からの分別方法の変更などに伴い、指定ごみ袋の切り替えなどを進めるとともに、市民や事業者に対する説明会の実施や冊子の配布による周知を行ってまいります。
ごみ処理広域化事業では、ごみの広域処理のため道央廃棄物処理組合が実施するごみ焼却施設の建設工事に係る負担金のほか、可燃ごみの中継施設の建設工事を実施いたします。
土木事務所移転整備事業では、引き続き土木事務所の移転に向けた建設工事を進めてまいります。
除雪体制の充実につきましては、バス路線や通学路、主要交差点などの安全性を向上させるため、引き続き除雪体制の充実を図ってまいります。

次に、行財政運営・地域の分野です。
行政のIT化の推進に向けた事業を実施してまいります。
まず、総合情報システム管理事業につきましては、令和5年4月から開始する住民票などの諸証明のコンビニ交付サービスに伴う管理・運用などを行ってまいります。
DX推進事業では、各種行政手続きのオンライン申請の実施に向けた整備や、外部人材の活用により、自治体DXを推進してまいります。
窓口キャッシュレス決済導入事業では、公金収納で使用できるキャッシュレス決済の導入を図ります。
市税の電子化推進事業では、令和6年度からの個人市民税における特別徴収税額通知の電子化対応に伴う整備を行ってまいります。

次に、ボールパーク構想の推進です。
道路の整備では、アクセス道路となる市道西裏線の整備を行ってまいります。
都市公園の整備では、Fビレッジ周辺緑地の整備などを行ってまいります。
ボールパーク構想推進事業では、引き続きボールパーク関連事業への市民参加促進や、近隣市町村等との連携による構想の推進に取り組んでまいります。

これらが、令和5年度の主な実施事業となります。
各分野での取組を通し、次世代を担う子どもたちや市民の皆様が将来にわたって安心して暮らし続けられるまち、にぎわいと活力に溢れるまちづくりを目指します。
新時代を迎える北広島が、笑顔が輝くまちとなるよう、今後も全力で市政運営に努めてまいります。
以上であります。

令和5年度資料

資料1:PDF令和5年度予算のポイント (1.9MB)
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お問い合わせ先

企画財政部 財政課
電話:011-372-3311(代表)

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