令和4年第4回定例会 市長定例記者会見記録
掲載日:2022年12月16日
日時
令和4年(2022年)12月16日(金)14時00分から会場
北広島市役所3階会議室3D市長から下記の話題について発表しました
- コロナ禍における原油価格・物価高騰対応について
- 新型コロナワクチン接種について
- 市LINE公式アカウントの運用開始について
- 「2024ふゆトピア・フェア」の開催について
- ボールパーク構想の推進について
- ふるさと納税について
- 1年間を振り返っての所感
引き続き、次の話題について質疑が行われました
発表内容
コロナ禍における原油価格・物価高騰対応について
コロナ禍における原油価格・物価高騰対応についてでありますが、これまで、国の交付金等を活用し、経済回復に向けた取組や物価高騰の影響を緩和させる取組等を実施しているところであります。経済回復への取組として実施するプレミアム商品券発行事業につきましては、10月31日から11月17日まで購入申込の受け付けを行い、2万4千260人の方から9万7千40冊の申し込みがあり、発行予定数の8万冊を上回ったことから、抽選により対象者が決定されたところであります。
販売につきましては、12月5日から1月13日まで市内郵便局等において実施しているところであります。
また、商品券につきましては、市内の登録事業所248箇所におきまして、12月5日から1月31日まで使用できることとしているところであります。
次に、物価高騰への対応についてでありますが、住民税非課税の高齢者世帯及び障がい者世帯に1世帯あたり1万2千円を給付する「高齢者世帯等生活支援臨時給付金」につきましては、12月15日現在、5千903世帯に対し、7千83万6千円を給付したところであります。
住民税非課税世帯等に対し5万円を給付する「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」につきましては、12月15日現在、4,378世帯に対し、2億1千935万円を支給したところであります。
「福祉灯油特別対策事業」につきましては、12月1日より申請受付を開始したところであります。
今後につきましても、コロナ禍における地域経済や市民生活への影響を見極めながら、市民の皆様の安全・安心に向けた取組を進めてまいります。
新型コロナワクチン接種について
次に、新型コロナワクチンの接種についてでありますが、オミクロン株対応ワクチンによる接種につきましては、初回接種を終えている12歳以上の方で、前回接種日から3か月以上経過した方を対象に、本年10月から実施しているところであり、接種を終えた方は、接種率算定の基準となる令和3年12月31日時点の全人口5万7千771人に対して、1万9千261人で33.3パーセントとなっているところであります。なお、新型コロナワクチンに係る特例臨時接種の実施期間につきましては、現時点において、令和5年3月31日までの予定となっており、今後におきましても、北広島医師会との連携により、市内医療機関における接種体制の確保に努めてまいりたいと考えております。
北広島市LINE公式アカウントの運用開始について
次に、北広島市LINE公式アカウントの運用開始についてでありますが、令和5年1月から、行政情報の新たな発信手段として、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用した取組を開始してまいります。北広島市LINE公式アカウントでは、知りたいジャンルの情報だけを受信することができるセグメント配信やごみの分別情報などを会話形式で24時間いつでも調べることができるチャットボット機能、ヒグマの目撃情報など写真や位置情報とともに通報できる機能が備わっており、市民との新たなコミュニケーションツールのひとつとして、活用してまいります。
実施にあたりましては、モニターによる試験運用を行ったところであり、現在、1月からの運用開始に向けて準備を進めているところであります。
多くの皆様にご登録いただき、様々な情報の発信に努めてまいりたいと考えております。
「2024ふゆトピア・フェア」について
次に、「2024(にせんにじゅうよん)ふゆトピア・フェア」についてでありますが、「積雪寒冷地で暮らす人々の工夫や雪国の魅力」を全国に発信し、地域活性化や関係者の情報交換を図る全国的なイベントである「ふゆトピア・フェア」について、本市が2024年の開催地として決定されたところであります。北海道開発局、北海道、開催自治体のほか関係機関で構成する実行委員会で実施する事業で、北海道開発局管内、東北地方整備局管内、北陸地方整備局管内が輪番で開催しているところであります。
積雪寒冷地として同様の課題を持つ地域が連携し、幅広く情報や意見の交換を行いながら地域の活性化や、国土の均衡ある発展に寄与していくことを目的に開催されており、本市での開催が38回目となります。
道内外からの交流人口の拡大に繋がる素晴らしいイベントとなるよう、準備を進めて参ります。
ボールパーク構想の推進について
次に、ボールパーク構想の推進についてでありますが、12月14日に市とファイターズとのパートナー協定に基づく連携事業の取組として、子ども発達支援センター及び地域子育て支援センターにおいてクリスマス会を実施したところであります。子ども発達支援センターでは、ファイターズダンスアカデミーのインストラクターによる、クリスマスソングを使用したダンス教室などを実施したところであり、地域子育て支援センターでは、ファイターズのメインマスコット「フレップ」が、クリスマスプレゼントの配布やきつねダンスなどにより、参加した親子と交流を図ったところであります。
Fビレッジの開業まであと3か月となりますが、今後につきましても、球団や関係機関との協議を行い、開業に向けた各種整備、また機運醸成を進めてまいります。
ふるさと納税について
次に、ふるさと納税についてでありますが、2023年3月の北海道ボールパークFビレッジの開業を記念してサッポロビール株式会社から販売されるサッポロ クラシック「ボールパーク開業記念缶」について、12月1日から数量限定で本市のふるさと納税返礼品として取り扱いをはじめたところであります。なお、北広島市内での通常販売は、令和5年2月21日からを予定しているところであります。
今後につきましても、Fビレッジ開業までの機運醸成を図る返礼品の追加を検討しており、返礼品を通して、多くの方に北広島市やFビレッジの魅力をPRしていきたいと考えております。
以上、6項目についてご報告させていただきました。
1年間を振り返っての所感
今年も残すところあと15日となりました。令和4年の1年を振り返りますと、1月から2月にかけて過去に例のない大雪となり、バスの運休など市民生活への影響が数日間にわたって続きました。
新型コロナウイルス感染症につきましては、関係機関の協力のもとワクチン接種を進めるとともに、感染症対策に取り組む事業者等への支援を積極的に行ってまいりました。
市民の皆様の活動も、感染対策を十分に取りながら、徐々にではありますが再開されつつあり、まちににぎわいと活気が戻りつつあると実感しているところであります。
また、昨今の物価高騰に対しましては、交付金を活用しながら経済回復に向けた取組みや物価高騰を緩和させる取組等を行ってまいりました。
そしていよいよ来年3月30日には、北海道ボールパークFビレッジ、エスコンフィールド北海道が開業いたします。
2016年6月17日、北海道日本ハムファイターズにボールパーク誘致を申し入れ、約7年の月日が経とうとしております。
これまでに、市議会ボールパーク特別委員会を22回、市民説明会を31回開催し、また多くの方々の視察や見学の受け入れなど、開業に向けた準備を進めてまいりました。
こうした1年を振り返ると、様々な困難に直面しながらも新しい北広島市、まちづくりに向け市民一丸となって、前向きに取り組んでこられたものと考えております。
私の、今年の漢字一文字は、「感」であります。
困難なこともありましたが、医療従事者や福祉関係者、商工業者、ボールパーク建設に関わられた皆様、そして市民の皆様の大変なご努力、ご協力により乗り越えることができ、それら全ての方々に対して心から感謝申し上げたいという気持ちを込めさせていただきました。
来年は、新しい北広島市の歴史の1ページが作られようとしています。
私も、市民の皆様が暮らして良かった、そしてこれからも住み続けたいと感じていだたけるよう感謝の気持ちを持って市政運営を進めてまいりたいと考えております。
最後になりますが、報道の皆様、今年一年大変お世話になりました。
皆様にとりまして、新しい年が希望に満ちた素晴らしい年となりますことを祈念いたしまして、記者会見とさせていただきます。
本日はありがとうございました。
質疑応答
新型コロナワクチン接種について
北海道新聞
コロナワクチンで15日号の広報で来年の3月31日までを予定しているということですが、国の方で国費の期間を延ばすかどうかの話をしていますが、国費の接種期間が延びたらどうするのかということと、ワクチンに関して市長のお考えと国に対して言いたいことがあればお聞きしたいです。市長
国が二価をどうするのか検討しているということは聞いております。それが四価、五価になるのかどうかについて情報が入っていませんので、情報収集に努めていきたいと思っています。市LINE公式アカウントの運用開始について
時事通信
新球場やBPについての情報は流れてくるのでしょうか市長
基本的には市のホームページの情報が流れますので、ボールパークの関係についても当然そこに入る予定です。「2024ふゆトピア・フェア」の開催について
WEB北広島新聞
2024ふゆトピアについて、実行委員会が今後動き出すと思うのですが、初回の実行委員会は既に決まっているのでしょうか。どういうペースで開かれていくか。大まかな日程など決まっていれば教えていただけますか。市長
これからの予定ですけれども、2月の開催を予定しております。WEB北広島新聞
実行委員会の流れなどはまだ全然決まっていないでしょうか。企画財政部長
実行委員会につきましては、まだ実務的なレベルですので、今後立ち上げた段階でお伝えしますが、まだその形にはなっておりません。ちなみに今年は会津若松市で行いますけれども、それは来年2月8日と9日で行われるということで、これはホームページ等でも公表されている状況です。北海道建設新聞
どういう理由で北広島市での開催が決まったのか、教えてもらえますか。市長
北海道ですとか東北、北陸の雪の降るところ3つの管内でそれぞれ持ち回りでやっており、これまで札幌、千歳、苫小牧、旭川市さんで開催をしておりまして、札幌は3回ほどやっているものですから、やはりボールパークができているからではないかという風に思っています。北海道建設新聞
立候補などをされたのでしょうか。市長
いいえ、違います。ボールパーク構想の推進について
読売新聞
20日に開業100日前を迎える予定ですが、何か市でイベントなどは考えていますか。市長
カウントダウンのイベントくらいで特に考えてはいません。読売新聞
駅で掲示しているカウントダウンパネルを100日前という風にやる形ですか。企画財政部長
100日前からその気運を盛り上げるために、カウントダウン的なことを、今、市民参加も含めて、取り組もうと思っておりますので、事前に言うと面白くないものですから、直前で発表しながら進めていきたいと考えております。STV
100日ということで、間もなく開業ということですが、7年の月日を経て残り100日ということですけれども、今の率直なお気持ちと今後への盛り上げという部分で残り100日をどのように仕掛けていきたいと考えていますか。市長
長いようで短く、短いようで長かったということで、あのスタジアムを見て、すごいスケールのスタジアムだなという風に感じたところでありますけれども、3月30日の開業で終わりではないという風に考えておりまして、私は折り返しだという風に思っておりますので、やはりここで気は抜けないなということで、職員にもそのように伝えているところであります。ただ、市民の皆さんが、スタジアムがあまりにも大きいので、出来るのを大変楽しみにしておりまして、ワクワクしている、早く中をみたいというお話をたくさん伺っておりますし、私も嬉しく思っております。1年間を振り返っての所感
北海道新聞
感謝の感の漢字のところですが、その心はの部分をもう一度教えていただけますか。市長
コロナ下で大変な中工事にあたられた方や、市民の皆さまは色々な対応をしなければならなかったり、医療関係者の皆様もワクチン接種など、様々なご苦労をいただいたのではないかという風に思っておりまして、やはりここまでこれたのも市民の皆様をはじめ多くの方々のご努力・ご協力によって今があるということで、皆様に感謝をしたいということで、1年を振り返って、感謝の感という漢字にさせていただきました。北海道新聞
かつ来年も感謝の気持ちをもって進んでいくということでしょうか。市長
もちろんです。北海道新聞
こういったことは他でも取り組まれているのでしょうか。市長
今年の1年の漢字についてよく聞かれることが多いので、特に今年は感謝の感で表しました。北海道新聞
初めてやってみたということですか。市長
はい。その他
読売新聞
市外から北広島市に入る道路にある北広島市のカントリーサインはクラークさんが描かれているが、非常に日焼けしており、本来の緑と黄色のカントリーサインが青くなってしまっているが、ちょうどボールパークが出来るので、ボールパークのマークやクラークさんのマークに作り替えたらどうかと思うのですが、市が請願すれば開発局が作ってくれるようですが、どうでしょうか。市長
やはり街をPRするには、うちはクラークさんですけれども、これから検討させていただきます。建設新聞
青葉浄水場跡地の優先交渉権者が決まったということで、課題解決に繋がるのかなと思いますが、提案内容について市長のお考えを教えていただけますか。市長
市のまちづくりには良い提案ではないかと思っています。民間や学識経験者も入った選定委員会の方も高く評価していただいたということですので、我々も大変期待をしているところです。※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理したうえで作成しています。
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企画部 政策広報室 広報課電話:011-372-3311(代表)