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令和4年第1回定例会 市長定例記者会見記録

日時

令和4年(2022年)3月18日(金)14時00分から

会場

北広島市役所3階会議室3D

市長から下記の話題について発表しました

「令和4年第1回定例会 市長定例記者会見」をYoutubeで見る

引き続き、次の話題について質疑が行われました。

発表内容

お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
報道各社の皆様におかれましては、日ごろから様々なまちの情報を発信していただき心から感謝を申し上げます。
2月24日に始まったロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻により、子どもたちを含む多くの一般市民が犠牲となっております。日々の報道を目にするたびに大変胸を痛めており、犠牲になられた全ての方に深い哀悼の意を表します。
3月8日には、ロシア連邦大統領に宛てた抗議文を在日ロシア連邦大使館に対し、送付いたしました。
私は、平和都市宣言自治体の市長として、世界の恒久平和に向け、直ちに軍事侵攻を中止し、ウクライナから軍を撤退させるとともに、国際法を遵守した誠意ある対応を強く求めたところであります。
それでは、本日の発表に移らせていただきます。本日の発表は6項目です。

大雪への対応について

まず始めに、大雪への対応についてでありますが、本年1月から2月にかけて、過去に例のない降雪が続き、市民の皆様の日常生活に大きな影響があったところであります。
今シーズンにおける本市の降雪量と積雪深の推移は、スライドのとおりとなっており、累計降雪量は3月16日現在、513センチメートルと平年と比較して1.2倍、昨年と比較して1.3倍、積雪深は3月16日現在、81センチメートルと平年と比較して1.7倍、昨年と比較して4.3倍となったところであります。また、最大積雪深は、2月23日に149センチメートルと平年と比較して2.1倍、昨年と比較して1.8倍となり、過去最高を記録したところであります。
2月21日から23日までの3日間については、過去の大雪の影響が残る中での降雪となり、JR千歳線は3日間運休し、また、主要な幹線道路や生活道路、バス路線、通学路等の除排雪に多くの時間を要したため、路線バスについては、4日間全便運休し、5日目から一部が再開、ごみ収集については、2日間の収集中止、小中学校については、2日間臨時休校の措置をとるなど、市民生活への影響が数日間にわたって続いたところであります。
引き続き、市民の皆様の安全・安心な日常生活を確保するため、事業者の協力を得ながら除排雪作業を進めてまいります。
なお、この度の大雪に対する対応を庁内、さらには関係機関と検証し、今後、同様の事態が発生した場合に備えて、対応策を検討してまいりたいと考えております。

新型コロナウイルス感染症対策に係るまん延防止等重点措置協力支援金の状況について

次に、新型コロナウイルス感染症対策に係るまん延防止等重点措置協力支援金の状況についてでありますが、1月27日から2月20日までの要請期間につきましては、25日間と長期に及んだことから、早期給付として、7件、245万円を支給し、2月21日からの本申請の受付分につきましては、3月14日までに4件、445万円の支給を実施したところであります。
また、2月21日から3月6日までの要請期間につきましては、現在、申請を受け付けているところであります。
いずれの申請につきましても、4月30日まで受付を行っているところであり、3月7日から3月21日までの要請期間についても、3月22日から申請受付を開始する予定としているところであります。

新型コロナワクチン接種について

次に、新型コロナワクチン接種についてでありますが、3回目接種につきましては、18歳以上の方で、2回目接種完了後、原則8か月以上経過した方を対象に、昨年12月1日から接種が可能となったところでありますが、オミクロン株による感染拡大が懸念される中、国から接種間隔の前倒しの方針が示され、2月以降、2回目接種完了後、6か月以上経過した方が接種可能な状況となっております。
また、3回目接種を終えた方は、18歳以上の全対象者、人口約5万500人に対して、2万3千9人で45.6パーセント、うち65歳以上の対象者につきましては、人口約1万9千900人に対して、1万6千431人で82.4パーセントとなっているところであります。
5歳から11歳までの1回目と2回目の接種につきましては、ファイザー社の小児用ワクチンについて、1月21日に薬事承認、2月21日に関係法令等が改正され、予防接種法上の臨時接種として位置付けられたところであり、3月7日から市内3医療機関において対応しているところであります。
なお、5歳から11歳までの方につきましては、予防接種法施行令において、予防接種法上の努力義務の対象から除外されており、接種に際しましては、保護者の同意と立ち会いが必要とされているところであります。接種の判断につきましては、市が郵送した接種券に同封されているリーフレット等をご確認いただき、ワクチンによる効果と副反応の双方についてご理解いただいた上で、ご判断いただくようお願いしているところであります。

ボールパーク構想の推進について

次に、ボールパーク構想の推進についてでありますが、オール北海道ボールパーク連携協議会の分科会につきましては、1月25日に「スポーツ人づくり分科会」、1月31日に「食の魅力提供分科会」と「周遊策分科会」、2月17日に「圏域連携勉強会」、2月1日及び3月11日に「交通分科会」を開催したところであります。
なお、3月23日には、北海道全体の価値・魅力向上及び成長・発展への寄与をテーマに、圏域市町村及び民間企業で構成される「オール北海道ボールパーク連携協議会」の第4回目の会議を開催する予定であります。
3月12日及び15日には、芸術文化ホール活動室において、ボールパーク構想の推進における「市民説明会」を開催したところであります。
当日は、新球場の建設状況、エリア内の機能、周辺インフラの整備状況、市の各種取組など、市と球団から説明を行い、2日間で約150名の市民の方々にご参加をいただき、1年後の開業に向けて、改めて、本構想に対する関心の高さを認識したところであります。
3月13日には、「Fビレッジ開業が待ち遠しくなる講演会」を市役所5階展望ロビーにおいて開催したところであります。
本事業は、ファイターズの球団職員を講師として招き、Fビレッジの機能や施設について、より詳しく知ってもらうとともに、今シーズンのファイターズの活躍を期待しながら、令和5年の開業に向けての機運醸成を目的に実施し、市内や道内、道外からもご参加いただき、来シーズンへの期待と開業に向けての機運が高まる機会となったところであります。
次に、ボールパークに伴う各種工事についてでありますが、エスコンフィールドHOKKAIDOにつきましては、可動屋根の最終工程となる4ブロック目の組み立て作業が行われており、内装工事も徐々に本格化し、空調やスピーカー、大型ビジョンの設置工事なども開始されているところであります。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を適切に実施しながら、約1千100名の作業員の方々が、現場での建設作業に励んでおられます。
ボールパークに関する道路・上下水道の整備につきましては、今年度における市の発注工事は、予定通り完了いたしましたが、次年度も継続して各種工事を実施してまいります。
市民の皆様には、ご不便をおかけいたしますが、引き続き、事故の無いよう万全を期してまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
今後につきましても、球団や関係機関との協議を行い、開業に向けた各種整備を進めてまいります。

北海道ボールパークFビレッジ周辺エリアにおけるネーミングライツについて

次に、北海道ボールパークFビレッジ周辺エリアにおけるネーミングライツについてでありますが、令和4年1月4日から31日まで、北海道ボールパークFビレッジ周辺の13の市有施設を対象としたネーミングライツについて公募したところ、株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメント1者から応募があったところであり、2月9日に開催した審査委員会を経て優先交渉権者として決定し、現在、ネーミングライツ協定締結に向けて協議を進めているところであります。
現在協議中の協定案の概要についてでありますが、ネーミングライツの付与期間につきましては、令和5年1月1日から令和9年12月31日までの5年間、ネーミングライツ料につきましては、年4千200万円となっております。
愛称につきましては、対象となる13の市有施設のうち、西裏線、北進通線の一部、ボールパーク1号線、ボールパーク2号線、歩道橋の5施設に設定し、令和5年1月1日から使用を開始することとしておりますが、愛称の詳細につきましては、協定締結後に公表させていただく予定としております。

令和4年度の行政組織について

 次に、令和4年度の行政組織についてでありますが、第6次総合計画に掲げるめざす都市像の実現に向け、本市を取り巻く様々な情勢や新たな行政ニーズに対応するため、令和4年度におきまして、組織の改編を行ったところであります。
企画財政部につきましては、JR北広島駅西口周辺エリアにおける事業の推進や公共施設の適正配置を図るため、企画課内に課長職を新設いたします。
総務部につきましては、税務課から債権管理部門を独立させ、債権管理課を新設するとともに、大曲並木地区の復興支援を一定期間継続する必要があることから、復興支援を担当する課長職を新設いたします。
保健福祉部につきましては、福祉、介護、医療等に関する総合的な相談支援の調整を行うとともに、家庭総合支援拠点の設置に向けた準備のため、福祉総合相談室を新たに設け、これらを所管する部長職を新設いたします。
教育部につきましては、学校教育に関する諸課題への対応の充実・促進を図るため、学校教育課を分課し、教育支援課を新設いたします。
以上、6項目についてご報告させていただきました。

質疑応答

大雪への対応について

北海道新聞

自治会排雪は北広島市では120ほど契約して、2月の始めくらいからやっていると思うのですが、例年3月上旬までだったのが、今年はやっている最中に降ったりして遅れてると思うのですが、どれぐらいまで続きそうでしょうか。

市長

今日で終わる予定でおります。

北海道新聞

あと、今後の対応策を検討していくというのは具体的にはどんなことを検討しているのでしょうか。

市長

今年はたぶん災害級だという風に思っておりますけれども、これまでにない雪でありました。
今後恐らくこのようなことがまたあるのではないかということで、例えばバス路線をどのようにするか、生活道路をどういう風にするか、また今のオペレーターや委託する業者で十分なのかとか、様々な観点から市の職員、委託している事業者等も含めて検討してまいりたいという風に思っております。

北海道新聞

バス路線をどうするかだと、今回JR千歳線も止まってバスも止まって、足の確保が大混乱したと思うんですけど、このように雪がどかっと降った時に、どの線路や路線を優先して拡幅していくのでしょうか。

市長

やはり市民の皆さんの足の確保でありますので、バス路線はJRに直結しているということで重要路線であるというように認識しておりまして、バスが今回の場合は通行できないということで止まっておりました。そういった部分で、バス路線を優先することが重要ではないかと思っているところであります。

北海道新聞

優先すべき路線を精査するみたいなことでよろしいでしょうか。

市長

そうですね。

北海道新聞

生活道路だと、雪を寄せる場所が無くなってしまうと思うんですけど、例えば公園とか緑地とか、一時的に雪を寄せることができる場所がどれくらいあるのかっていうのも確認していくということでしょうか。

市長

やはり、置き雪するところがあるかないかによっては除雪がスムーズにいくかどうか、また市民の皆さんも自宅の雪を置くところという部分がこれから重要ではないかと思っておりまして、今一度、雪を置ける場所、公園等を含めて検討しなければならないという風に思っております。

北海道新聞

市民の方からすると、ボールパークの建設で、ダンプや重機がそっちに行ってるんじゃないかとか、市民感情的にはそういう声もあったと思うんですけど、それに対する受けとめと、一方で今回、今日も可決されましたけれども、合計4億円くらい除雪費が補正されて、安全安心な日常生活を確保するためにやってきたのかなというように想像しているのですが、改めて、どういう気持ちで対応にあたっていたのでしょうか。

市長

やはり、市民の足を守るということでありまして、ボールパークはボールパークなりの除雪・排雪体制でやっていたという風に思っておりまして、それぞれ委託業務が路線を除雪しておりましたけれども、いかんせん降った量がなかなか処理出来なかったというのが現状でありまして、そういった部分では、市民の皆さんに非常にご不便をおかけしておりますけれども、これからはそういう対応も検討しながら、除雪対応をしてまいりたいと思っております。

北海道新聞

今回は処理出来なかったけれども、市民の安全を守るというのを最優先でというのはこれからも変わらないということでしょうか。

市長

変わりません。

北海道新聞

分かりました。ありがとうございます。

ボールパーク構想の推進について

読売新聞

分科会というのはそれぞれ初めて開いたのでしょうか。分科会の内容については23日の第4回評議会で詳しく説明していただけるのでしょうか。

企画財政部長

これまで分科会を何度か開催しておりまして、3月23日にその進捗についての報告もすることになっております。

読売新聞

ボールパークFビレッジのネーミングライツですけど、とりあえずその13の市有施設のうち5施設のネーミングライツをファイターズエンターテインメントに4200万円でわたすということで、あと8施設については後日協定締結後に発表されるということですか。

企画財政部長

ネーミングライツの該当は13施設になっておりまして、当面5つの施設について先行して名前が発表されるということで、作業を行っているところであります。

読売新聞

残り8施設は別にということですか。

企画財政部長

後日となります。

令和4年度の行政組織について

時事通信

新たに設ける福祉相談室について、どれくらいの職員の方を配置するのか、また福祉介護医療等に関する総合的な支援というのは、どういったものを想定されているのか、改めてになるのかもしれませんが、教えてください。

企画財政部長

福祉介護医療はそれぞれ、これまで保健福祉部内で独立した課でやっていたところを一元化して行うということで、組織の中をまず改変するということです。人数についてはまた後ほどお答えしたいと思います。具体的には一つの相談で高齢者の福祉医療をつながっていくことを、それまでバラバラだったところを一元的な組織の中で動く、そして更に家庭総合支援拠点ということで、子供の関係もこれに加えて保健福祉部サイドで動くということで、非常にこの幅広な活動になっていくと思われます。

時事通信

一元的にすることのメリットはどのようなことだと考えられていますか。

市長

それぞれで相談を受けるよりも、一つになって受けた方が、相談する方もあっちいったりこっちいったりといったことが無いように、そこの一つに市民の皆さんが来て相談を受けるという方が市民の皆さんにとりましても、良いことではないかなという風に思っておりますので、そういう意味で一元化にするところであります。
(以上)

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理したうえで作成しています。

お問い合わせ先

企画部 政策広報室 広報課
電話:011-372-3311(代表)

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