個人装備の紹介(消防)
掲載日:2021年9月22日
個人装備紹介
消防隊が使用している個人装備について紹介します。
普段は活動服を着て勤務していますが、出動要請があった際、その内容に応じて、防火衣、もしくは感染防止衣を素早く着装し、出動します。
詳しくは消防職員被服の紹介をご覧ください。
火災時には総重量約10キログラムの防火衣一式に、空気呼吸器を背負い、その他にもロープや無線機、防火ヘルメットなどを加えると、合計約25~30キログラムの装備で現場に向かいます。
防火衣
防火衣の素材は耐久性、防炎性、表層保全に優れたPBI繊維というものを使用しているので、火災などの厳しい環境下においても隊員の身を守ることができます。
防火衣のズボンには、隊員自身の安全を確保する自己確保ロープのほか、手トビと呼ばれる破壊器具も携帯されています。
空気呼吸器
空気呼吸器に搭載されているボンベには容量に限りがあり、約15分から20分程度活動できる空気が入っています。
空気呼吸器から空気を吸う際には面体を着装します。
面体着装時には、声が通らずコミュニケーションがとりづらくなる場合があります。
面体
そこで、現在では「拡声器付き面体」を採用し、より声が聞き取りやすくなる面体を導入しています。
実際に空気呼吸器を使用する際には、活動時間を厳重に管理しながら訓練、実災害での人命検索や消火活動を行います。
お問い合わせ先
消防署 消防課電話:011-373-2322