救急活動用資器材の紹介~急病編~
掲載日:2021年7月30日
救急活動資器材の紹介(急病編)
救急出動には、種類があります。車内にはどんな事案にも対応出来るように資機材が準備されていますが、出動内容によって使用する資機材が違うので、今回は急病時の出動について紹介します。
救急出動:急病
具合が悪くなった人や倒れている人のところに行くときには、以下の3点セットを持っていきます。下の写真の通りです。左から、隊長バッグ、特定行為バッグ、除細動器となっています。
隊長バッグ
酸素ボンベが入っています。体内の酸素濃度が低くなってしまったとき、すぐに酸素投与が出来るように常に持っていきます。特定行為バッグ
点滴用の針や、気管内チューブなど救急救命士による救命処置に使用する資機材が入っています。除細動器
街でよく見かけるAEDのことです。救急隊が使用しているものには、心電図が表示されるようになっています。ほかにも、具合が悪くて動けない人を救急車まで運ぶための担架や、のどに物が詰まった時などに使用する吸引器を持っていくこともあります。通報内容を聞いて現場を想像し、持っていくものを決めています。なるべく素早い判断と処置が出来るようにしています。
お問い合わせ先
消防署 救急課電話:011-373-2322