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令和3年第1回定例会 市長定例記者会見記録

日時

令和3年(2021年)3月18日(木)14時00分から

会場

北広島市役所3階会議室3D

市長から下記の話題について発表しました

「令和3年第1回定例会 市長定例記者会見」をYoutubeで見る

引き続き、次の話題について質疑が行われました

発表内容

お忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。
今年度もあと残すところ2週間となりました。今年度最後の定例記者会見となります。よろしくお願いします。
報道各社の皆様におかれましては、日ごろから様々な機会にまちの情報発信をしていただき心から感謝を申し上げます。
本日、第1回定例会が閉会しまして、予算をはじめとする全ての議案についてご承認いただきました。
それでは、本日の発表に移らせていただきます。本日の発表項目は4項目です。

介護保険料納付証明書の金額誤りについて

まず始めに、介護保険料納付証明書の金額誤りについてでありますが、証明書につきましては、年1回、確定申告・住民税申告時期に発行するものでありますが、12月下旬に直接金融機関等で納付いただいた介護保険料について、当年分納付として処理すべきところを、翌年分納付として処理したため、合計317名の方の令和元年分及び令和2年分の証明書の金額に誤りがあったところであります。
このことにより96名の方につきましては、確定申告・住民税申告において市・道民税で合計91,300円、所得税で合計62,700円が納めすぎとなったところであります。
対象となりました方には、事情を説明し謝罪を申し上げるとともに、市・道民税や所得税に関する必要な手続きについてご案内したところであります。
今回の誤りにつきましては、人為的なミスが原因であり、再発防止に向けて、職員への指導強化を図るとともに、遺漏のないよう適正な事務処理に努めてまいります。
市民の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことに対しまして、深くお詫び申し上げます。

新型コロナウイルス感染症への対応について

次に、新型コロナウイルス感染症への対応についてでありますが、本市の状況につきましては、3月17日現在、175名の感染者が確認されているところであります。
なお、昨日、庁舎4階に勤務する職員1名の感染が確認されたところであり、濃厚接触が疑われる職員につきましては、直ちに退庁させるとともに、庁舎内の消毒作業を実施し、業務を継続したところであります。
また、その後の保健所による行動調査により、来庁された方や他の市職員等に濃厚接触者はいないことを確認されたところであります。
これまでも感染防止対策を行ってまいりましたが、より一層気を引き締め、感染防止対策に取り組んでまいります。
市民の皆様におかれましては、3月から4月は、人の移動や会食機会の増加などが見込まれる時期でありますことから、引き続き、手洗いや咳エチケットの徹底、人と人との距離の確保、黙食の実践など、感染リスクを回避する行動を実践していただきますよう、ご協力をお願いいたします。
PCR検査センターにつきましては、北海道からの委託を受け、北広島医師会との連携により、9月1日から週3日開設しているところであり、3月17日現在、1,164件の検査を実施したところであります。
新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種につきましては、2月17日に中央3丁目の民間ビルに事務所を移転し、3月1日には、同事務所内に、コールセンターを設置し、各種問合せへの対応を行っているところであります。
国からのワクチンの供給状況につきましては、65歳以上の高齢者向けのワクチンが、4月以降、各都道府県に順次配送される予定であり、北海道につきましては、4月5日の週に2箱(約1,000人分)、4月12日の週及び19日の週にはそれぞれ10箱(約5,000人分)が配送され、札幌圏では、札幌市と江別市の2市に対し、各1箱(約500人分)が配布される予定となっております。本市におきましては、4月26日の週以降の配布となる見込みとなっているところであります。
現在、ワクチンの配布時期に合わせて、迅速に接種が可能となるよう、クーポン券の印刷や発送準備、予約システムの整備、市内医療機関におけるワクチン接種を想定したシミュレーションの実施など、準備を進めているところであります。
次に、市内事業者への支援についてでありますが、昨年12月から本年1月にかけて実施しました影響調査の結果などをもとに、新たに、三つの支援事業を実施することとしたところであります。
まず始めに、「感染症対策融資利子等支援事業」につきましては、感染症の影響を受け、昨年3月から本年2月までに中小企業者等融資事業による借り入れを受けた事業者に対しまして、返済に係る利子及び保証料の補給相当額、最大5年分を前倒しして支援金として支給いたします。
次に、「事業継続支援金支給事業」につきましては、外出自粛などの影響で引き続き経営状況が厳しく、年末年始における売上が前年比で30パーセント以上減少した事業者に対し、事業継続のために支援金15万円を支給いたします。
次に、「感染症対策事業者支援事業」につきましては、マスクや消毒液、ビニールカーテンなど、感染症対策に引き続き取り組み、年末年始における売上が前年比で10パーセント以上減少した事業者に対し、感染症対策への負担軽減のために支援金3万円を支給いたします。
今後につきましても、感染症の状況、地域経済や市民生活への影響を見極めながら、市民の皆様の安全・安心に向けた取組を進めてまいります。
なお、新型コロナウイルス感染症につきましては、誰もが感染する可能性を認識していただき、被害に遭われた方々への誹謗中傷などは厳に慎んでいただくようお願いいたします。
また、この事態に対応しているすべての方々に労いと敬意を表し、正しい確かな情報に耳を傾け、差別的な言動に同調せず、冷静な行動を実践していただきますようお願いいたします。

「北広島下水処理センター」の名称変更について

次に、「北広島下水処理センター」の名称変更についてでありますが、本市の下水処理センターにつきましては、通常の下水処理に加え、バイオマスの有効利用を目的として、下水汚泥と生ごみ、し尿・浄化槽汚泥を混合し、日々の処理を行っているところであります。
この度、下水とバイオマスの混合処理という先進的施設のイメージと、クリーンで親しみやすさを基本コンセプトに、新年度から名称を「アクア・バイオマスセンター北広島」としたところであります。

ボールパーク構想の推進について

次に、ボールパーク構想の推進についてでありますが、2月1日に、本市を含む近隣15市町村で構成されます「北海道ボールパーク圏域連携勉強会」における取組として、各市町村ホームページにおいてボールパークに関する情報発信を一斉に開始したところであります。
2月21日には、吉本興業との連携プロジェクトとして、ボールパークの魅力や可能性を、アートやお笑いを通じて体感していただく「ボールパークスマイルプロジェクト」を開催いたしました。
2月24日には、近隣市町村及び民間企業の全34団体で構成される「オール北海道ボールパーク連携協議会」の第3回会議を開催いたしました。
本会議から北海道バス株式会社及び北海道エアポート株式会社にもご参画をいただき、新球場工事の進捗報告や各種取組について情報共有を行ったところであります。
3月11日及び13日には、市内各地区において「市民説明会」を開催いたしました。
説明会では、市が主体となるインフラ整備や、球団による新球場建設、周辺機能についてなど、それぞれから説明を行い、多くのご質問・ご意見が出されるなど、改めて本構想に対する関心の高さを認識したところであります。
3月14日には、ボールパークの機運醸成を目的として設立している「ボールパーク推進期成会」のプロジェクトチームによる「ガラスアートプロジェクト」を開催いたしました。
また、プロジェクトチームによる取組として3月17日から21日まで、エルフィンパークにおいて「ボールパーク紹介展」も開催しております。
紹介展では、新球場工事と各種イベントの進捗や期成会活動の様子、「新球場模型」を展示するほか、今回新たに開業までの日数を表示する「カウントダウンパネル」も設置いたしました。このほか、会場のPRモニターでは、市民の皆様に向けて、この日のために寄せられた北海道日本ハムファイターズの選手からのコメントなども映像で流しているところであります。
ボールパークに伴う各種工事につきましては、新球場建設のほか、周辺道路や上下水道整備に関する工事も進んでおり、工事期間中におきましては、市民の皆様には大変ご不便をお掛けいたしますが、ご理解とご協力をいただくとともに、事故の無いよう万全を期してまいります。

以上、4項目についてご報告させていただきました。

質疑応答

介護保険料納付証明書の金額誤りについて

読売新聞

当年分と翌年分とありますが、2019年と2020年ですか、2020年と2021年ですか。

保健福祉部長

2019年中に納めていただいたものを2019年分としてカウントしなければいけなかったのですが、一部を2020年分とカウントしてしまったということです。

読売新聞

どこの課の職員によるものですか。

保健福祉部長

保健福祉部の高齢者支援課であります。

朝日新聞

この件について、かみ砕いて説明していただけますか。

保健福祉部長

介護保険料の納付額は確定申告等の際に社会保険料控除ということで適用されるのですが、例えばその方が10万円納めていたにも関わらず、9万円だという証明書を発行してしまったがために、確定申告の際、本来であれば控除を10万円とするところを9万円としてしまい、市民税もしくは所得税を多く納めてしまったということであります。

朝日新聞

低く設定してしまったということですか。

保健福祉部長

今回のケースでは、控除額を誤って低く証明してしまったということです。多く証明したということはありません。

朝日新聞

合計317名の方が該当するということですか。

保健福祉部長

はい。

朝日新聞

確定申告で、市・道民税と所得税の二つに影響したということですね。

保健福祉部長

その方によって、そもそも非課税の方もいらっしゃるので、証明書を誤って発行した全員の税金に影響があるということではありません。また、所得税のみに影響がある方もいらっしゃるということで、合計の額がこういった形になっております。

朝日新聞

誤ったのは317名だけど、影響があったのは96人だったということですね。

保健福祉部長

はい。

朝日新聞

この人たちの不利益や不具合はどのようになりましたか。

保健福祉部長

全て個別に連絡と謝罪を行って、必要な手続きについてご案内をさせていただいたところであります。

朝日新聞

被った不利益については、解消されたということでしょうか。

保健福祉部長

はい。

朝日新聞

人為的ミスというのは事務的なミスということですか。

保健福祉部長

そうです。

新型コロナウイルス感染症への対応について

北海道新聞

ワクチンについて、報道されているとおり先に22の市と町に配布されるということですが、その中に市が選ばれなかったことについての受け止めを聞きたいです。

市長

入ってくる数が少ないということでありまして、石狩振興局管内は500人分入ってくるということですが、管内8市町村で分けるかというわけにはいかないということで、基本的には人口と陽性患者数で江別市に決まったと伺っております。

北海道新聞

4月26日からの週にワクチンが入った場合は、いつ頃から高齢者向けにワクチン接種が行いたいと考えていますか。

市長

クーポン券など4月末に合わせた準備や医師との調整も進めているところであります。

北海道新聞

4月の末にワクチンが入ったら、すぐにワクチンが打てる状況にしていきたいということですか。

市長

していきたいというように、今のところは思っております。

NHK

接種場所について、商業施設などは決まっていますか。

市長

今の所病院関係が中心でありまして、その他市の公共施設をあてるよう準備をしているところであります。

NHK

スーパーなど大きな商業施設は考えていますか。

市長

今のところ商業施設は考えていないところであります。

ボールパーク構想の推進について

フリージャーナリスト黒田

新型コロナウイルスについて、工事自体には影響はないと報告を受けているとおっしゃっていましたが、日本ハムを取り巻く状況、プロ野球を取り巻く状況を見ておりますと、特に日本ハムは観客の落ち込みが大きく、12球団中11番目だという報道もあったという中で、本当に二年後に開業できるのか、開業しても改めて北広島市からコロナの影響もあるから無理をしなくてもいいんじゃないかと言ってもいいかと個人的には思います。札幌ドームの減収はコロナの影響を受けて大変な状況になっているということで、無理に二年後の開業を目指さなくてもいいような気がするのですが、市長のお考えを伺いたいです。

市長

現在二年後に向けて工事が進められているところで、当市も道路などの工事を行っているところでありまして、球団からもそういった話は伺っていません。今のところ二年後に向かってみんな進んでいるという状況でありまして、市から遅らせた方がいいということを言うことにはならないと私は思っております。

朝日新聞

カウントダウンのパネルを設置して昨日からカウントダウンが始まったということですが、毎日毎日カウントが変わっていくわけではないのですか。

企画財政部長

月数でカウントしています。日にちにしたかったですが、いつを開業日にするか確定していないので、2023年3月まであと2年ということにしています。日にちが具体的に決まったら日にちに変えようと考えています。

朝日新聞

その際にはセレモニー的なものは考えていますか。

企画財政部長

どこかでやる必要があるかもしれません。

朝日新聞

いよいよカウントダウンを始めますという時にセレモニーを行うのですか。

市長

やるのあれば一年前になるのではないかと思います。

朝日新聞

デジタルではなくアナログだそうですね。

企画財政部長

費用面でアナログにしています。

北海道建設新聞

改めて今までの振り返りと今後の課題について教えていただけますか。

市長

工事が始まる前は、歩くスキー協会の方がここに本当にできるのかなと言っていましたが、850トン級のクレーンが立ちあがった現場を見たときに、すごいスタジアムができるんだなと実感したといいます。様々な課題はあるかと思いますが、一つ一つ乗り越えていくことが大事ではないかと思っています。

NHK

JRの新駅について、以前から民間の事業者と連携すると言っていましたが、事業者の目途はある程度立っているのでしょうか。

市長

協議をしている最中で、どこがというのは決まっていない状況です。

NHK

候補は決まっていますか。何社くらい手を挙げているかなどあれば教えてください。

企画財政部長

新駅そのものをどう作るかということはJRさんと協議していて、複合的にどう開発するかということは複数業者と話を進めているところです。それがいわゆる考え方なのか資金的な区分の負担なのかということも踏まえた中で、今の所まだ複数社ということでご理解いただきたいと思っております。

その他

フリージャーナリスト黒田

予算について共産党だけが反対ということでしたが、議論を聞いていて、駅の西口の開発についていくつか質問があったと思います。どこに開発させるかということでプロポーザル方式をとられて、3社が応募し2社が落ち、結果的に1社のみ残ったということで、川村部長からも説明がありました。僕が記憶しているところによると、コロナの影響もあり2社が降りたということで結果的に1社になったということでしたが、果たしてそれが良いのかなという疑問を持ちました。特別委員会の中では市長を支えている与党議員からもその質問があったと思うので、もう一度この件について市長の見解をお聞きしたいと思います。

市長

基本的には公募型にして、選定委員につきましては選定委員条例ということで議会にお諮りして、大学の先生をはじめ委員になっていただきました。そこで4社のうち3社は辞退ということで、1社選定につきましても、選定委員会の専門家の方々に選考してもらって、日本エスコンが選定されたということでありまして、やはりコロナ禍で果たして手を挙げてくる方がいるかという心配を我々はしていました。ただコロナや手持ちの事業の関係もあったと思いますが、結果的に1社になったということであります。

フリージャーナリスト黒田

その件の追加ですが、18階建てのビルを建てたり色々な計画が出ていますが、これに関しては今後市が何かやってほしいとか選択肢は残っているのですか。

市長

正式にはこれからそういった計画でいけるかという協議をしまして、可能ということであれば、市民の皆さんにご説明をさせていただいて、工事を進めるという段取りになると思います。

フリージャーナリスト黒田

この議会中に5期目の立候補をされると表明されまして、私が思うことは、一つは市民の中には過去3回は無投票であり、また無投票になるのではという声もありますが、そこはどのように考えているのかということと、5期目への抱負を教えていただきたいと思います。またそれに付随しまして、第六次総合計画を見ていましたら、人口の想定を5万1千人、2千人と低く見積もっていて、これは色々な統計に基づいてみているのだと思いますが、やはりボールパークができるということで、人口を増やすということに対してもう少し積極的な策が必要ではないかと思います。そんなことを含めて5期目への決意を教えていただきたいと思います。

市長

選挙ですから、私の方から誰も出ない方が良いなどという考えはなくて、誰かが出るのではないかと思って臨んできているところであります。人口は国の推計を基にやってはおりますが、本人としてはもう少しかなという気はしますが、国の推計値を使ってあのような推計にはなっております。

企画財政部長

補足ですが、市の目標としては6万人を総合計画に掲げております。
(以上)

※この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

お問い合わせ先

企画財政部 政策広報課
電話:011-372-3311(代表)

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