新型コロナウイルス感染症に係る記者会見記録(令和2年11月18日)
掲載日:2020年11月18日
日時
令和2年(2020年)11月18日(水)18時45分から会場
北広島市役所3階会議室3D保健福祉部長より経過報告
先週の13日にご報告しました、市内の障害者支援施設における、施設内クラスター(集団感染)につきまして、北海道から追加の連絡がありましたのでお知らせいたします。まず初めに、感染者の状況でありますが、本日、職員、施設利用者から45名の陽性が判明し、合計で95名の陽性者が確認されたところであります。
本日、確認された45名の感染者の内訳ですが、職員が16名、利用者が29名となっております。
感染者の年代は、20歳代から60歳代であります。
症状につきましては、軽症または無症状であります。
当該施設の状況についてでありますが、施設の規模は、定員ショートステイを含めて84名で、81名の方々が入所され、職員は56名であります。
建物は、5つのパートに分かれており、1つのパートに10数名から20名程度が入所されております。
なお、同一の法人が運営するデイサービスにおきまして、利用者70名と職員41名で、合計111名のPCR検査を実施し、先ほどご報告申し上げた45名の陽性者を確認したところです。
クラスター(集団感染)発生後の対応についてでありますが、陽性となった利用者を入院させた場合、環境が変わることにより、心理的に不安になることも想定されることから、症状が悪化しない限り施設内もしくは自宅での療養を基本としております。
職員の感染による人材確保についても、他施設から支援を受ける準備を進めております。
また、北海道からも専門家を派遣していただき、施設内のゾーニングを見直したほか、正しい防護服の着脱方法や介護時に注意すべき事項に関する指導を受け、これ以上、感染が拡大しないよう、あらゆる防止策を講じており、最初の感染者が確認された施設及びデイサービスでのPCR検査は終了し、感染者の濃厚接触者もPCR検査を順次、実施しているところであります。
市としましては、職員の帰宅困難者に対し、市有施設を提供しており、引き続き、北海道、施設との連携を密にして、全力を挙げて感染拡大、重症患者の発生を最小限に抑えるとともに、市民の皆様の生命と健康を守るため、1日も早い収束を目指して感染症への取り組みを進めてまいります。
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